今日の灼眼のシャナ ★★★★☆

(C)高橋弥七郎いとうのいぢメディアワークス/『灼眼のシャナ』製作委員会




最近のシャナはめっちゃおもしれえええ!!
吉田一美のおかげで萌り上がっているよ!!(≧∇≦)
キャラ萌えだけで判断しているわけではなく、吉田さんが真実を知り主役陣の仲間入りした事で
他のキャラも良い意味で影響を受けているんです。特に悠二。今回の悠二はかなり良い。
それに今まで空気読めてなかったバトルもようやく物語とかみ合っていたというか・・・
トーチでありミステスであり零時迷子を持つ坂井悠二を中心にそれぞれの思惑が浮き彫りになっていて見ごたえがあります。


全てを知った吉田さんとシャナの再会。
自分達の世界に一番来てほしくない娘が来てしまった事に対して複雑な心境を抱いている
シャナの様子は見て取れますが、吉田さんはただ現実逃避してるようにしか見えません。
あれ?おかしい。何か変です。確かこの時の吉田さんは親友だった平井ゆかりちゃんが
既にこの世にはなく、目の前に居るシャナは違う存在だという事まで気づくはずなのに。
冷静に現状把握してこれまでの事を振り返っていたはずだけど、ひょっとして省略されてる?
今手元に小説が無いので確認出来ませんが、何か大事な部分を省略しているような気がします。
私の先走り勘違いでその部分が次回以降で描かれるのなら良いものの、スルーだったら最悪です。



悠二:「突然アレを見せられてどれだけショックだったと思うんだ!」
悠二:「吉田さんは何も知らなかったのに、何でこっちの世界まで引きずりこまなきゃいけないんだ!どうして!どうしてっ!」
悠二:「吉田さんは優しい人なんだ。こっちに来ちゃいけない人だった。ずっと居るべきだったんだ・・・僕がもう戻れない場所に。」
よく言った悠二GJ!今のお前本当にかっこいいよ!!
今までシャナに流されるばかりだった悠二が久々に誰かの為・・・吉田さんを守ろうとした瞬間。
かつて本物の平井ゆかりを最期まで救おうとしたように、余計なお節介でも心でぶつかっていく
姿勢こそが本来の悠二では無いでしょうか。悠二がカムシンを責めていたシーンは感動してます。
ただそれでカムシンを非難する気はありません。悠二が言っているのは最もですが、カムシンが吉田さんにちょっかい出さなければ、
吉田さんと悠二の進展がこれ以上望めなかったのもまた事実だからです。吉田さん自身その事は
気づいているようだし、今回はカムシンにもGJと言っておきます。


悠二:「気をつけて。」
シャナ:「・・・いつもなら一緒に行くっていうのに。」
あっははは、ざまーみろシャナっっっっ!!
悠二に見捨てられるシャナはいい気味。「吉田一美なんか関係ない!」とか暴言吐いた報いです。
いや実際は見捨てたわけじゃないと思うけど、今は吉田さんを守ってあげる方が最優先事項。
吉田さんを大切に想う悠二は今最高に輝いてます。



一美:「坂井くん・・・こんなに暖かい。もう・・・治らないんですか?」
悠二:「うん。本当の僕は死んでしまって、今の僕は人間じゃないんだ。」
一美:「坂井くんは人間です。私が知ってます。」
悠二:「人間?僕が?」
一美:「だって、こんなに暖かい・・・体も・・・心も・・・」
悠二:「僕は・・・人間なんだ・・・」
一美:「私はそんな坂井くんが好きなんです。」
一美:「私は坂井くんが好きです。」
うおおおおおおおおおおおおおおおっ!!
俺は今、猛烈に感動してるーーーっっっ!!
吉田さん凄く良い娘だよ・・・心のこもった愛の告白・・・感動して泣いちゃったよ・・・
そしてエッチな妄想まで・・・げふんげふん。
最近ギャルゲー系のアニメが多くなったせいか、告白するのもキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!と
叫ぶだけの安物になっちゃったけど、今回の吉田さんの告白は本物です。
吉田一美と坂井悠二は・・・
人とトーチの垣根を超えたベストカップル!!(≧∇≦)
トーチになってしまってもなお、坂井悠二を1人の人間として見てくれる。こんなに良い娘はそう滅多にいません。
悠二の事を人間として見ようとしなかったシャナが勝てるはずもない。シャナが勝ったらこの作品は破綻します。
原作が完結していない以上、打ち切り確実なアニメは今回が最終話でも良かったような・・・
これ以上の話は蛇足になりそうなのが心配です。ただ「灼眼のシャナ」は悠二と吉田さんの
愛の物語だけではないので、最低でも仮装舞踏会とバトルしなきゃ話になりません。
今回教授がワケワカメな行動してフレイムヘイズの集団リンチに遭い、あっけなく敗れてましたが
参謀のベルペオルの不敵な笑みから察するに、教授が自在法でこじ開けた穴に対して何かをする魂胆ではないでしょうか。


吉田さんの癒しの心で悠二達の住んでいる街は見事に修復。
>故に調律師と呼ばれておる?何言うてんねん。吉田さんの心を乱す奴に調律師を名乗ってほしくはないな。
>調律師・・・調律者(ロウラー)とはトリス・クレスメントみたいな娘の事を言うんだい!!
以前に私こう書いた事がありますが、本当の調理師で調律者なのはカムシンではなく、吉田さんだと思います。
癒しの心を持った一美ちゃんこそ調律者に相応しい!!
さすが俺の嫁。こんな美しい姿を見せられれば、心が貧しいシャナが逃げ出したくなるのも無理ないです。
その逃げ出したシャナはヴィルヘルミナと再会。
あんた生きてたんかい!!と前につっこみ損ねたネタを今言っておくとして・・・
見たところ以前と全く変わってないヴィルヘルミナの登場によって情勢はどう変わっていくのか。
ここ何回か吉田さんを中心に凄く良い話になっているだけに不安と期待が入り交ざってます。