これが私の御主人様(第10話) ★★★★★




本編の感想に入る前に今月のガンガン本誌から気になった部分を抜粋。
いずみ:「雇い主を始めとして皆で私を弄ってばかり・・・」
いずみ:「鬼畜御主人様と百合キャラとケダモノと計算高い妹が寄ってたかって・・・」
よく分かってんじゃん!!
アニメの方でもはっきり言ってやればいいんです。


どうやら心配しなくても大丈夫そうだな!!
そう思ったのは本編のAパート。
先週の次回予告を見て安奈ちゃんが義貴に心変わりするか、ヤケを起こすんじゃないかと心配だったんですが、どうやら杞憂だったようです。
初っ端から義貴に蹴りを食らわす安奈ちゃん。
迫ってくる義貴をそれとなく避ける安奈ちゃん。
義貴の演技に大爆笑する安奈ちゃん。
告白勝負なのに念仏のように唱えて・・・やる気のない安奈ちゃん。
これっぽっちも義貴に気がありません。



みつき:「じゃあ浮気しましょう!」
やっぱりお前の仕業だったんかいっ!!
みつきちゃん腹黒すぎるぞ!!
いずみが義貴の家から出て行くかもしれない。
そんな不安でいっぱいの安奈ちゃんに対し、みつきちゃんが授けた策は浮気したフリをして
いずみを動揺させ、自分に振り向かせること。
確かに策としては有効だと思いますが、義貴を使って演技するのはオススメできません。
下手をすると一生を台無しにする可能性もあります。
大きなリスクを伴うことを覚悟で浮気作戦を実行したということはそれだけいずみに対する安奈ちゃんの気持ちが真剣だと言うことです。
安奈:「私が浮気なんてするわけないじゃないですか!」
安奈:「いずみさんが何と言おうと、あたしこれからもずっといずみさんだけを見てます!」
この言葉も当然本心。安奈ちゃんの素直な気持ち。
安奈ちゃんといずみは果てしなく百合!!(≧∇≦)
いずみの方もまんざらでも無さそうだったので、今回の騒動をきっかけに2人の関係はもっと進展していってほしいと思います。



安奈ちゃんの狂言芝居が一件落着してホッとしたのも束の間、いずみ達の目の前に突然現れて義貴に宣戦布告する誠一郎。
誠一郎は義貴のいとこであり、いずみが所属するプロダクションの社長らしいです。
義貴の魔の手からメイド達(特にいずみ)を救い出したい。
俺のメイド(特にいずみ)は誰にも渡さん。
そんな思いから始まった誠一郎と義貴のいずみ争奪戦。
クイズ・・・フィギュア・・・コスプレ衣装・・・
勝負は常に誠一郎リードで進みます。
誠一郎は義貴以上のマニア!!
誠一郎が義貴以上にマニアックなのは境遇の違いでしょうか。
可愛いメイド達に囲まれて生活するようになった義貴に対し、誠一郎は年寄りの執事と2人で暮らすだけ。
女の子に縁の無かった誠一郎がオタク化していくのは無理もないことです(^^;)



みつきちゃんノリノリじゃん!!
今回はいつも以上に勝負を楽しんでいる描写が多かった気がします。
特に印象的だったのはこの台詞。
「私達の御主人様はオタクじゃないといけません。視聴者が納得しません!!」
視聴者って・・・この場合、御主人様を見ている私達を指すはず。視聴者の気持ちまで理解してるなんてさすがです。


みつきちゃんに踊らされるまま進んでいった勝負は誠一郎の女装趣味が決め手となって終了。
完全敗北した義貴は約束通り、いずみとみつきちゃんを手放すことになります。
2人を見送るシーンでどうしても分からなかったのは安奈ちゃんの心情。
・涙の意味は?
・身を引きます宣言は本心なのか?
・なぜ2人についていかず、義貴の家に残ったのか?
いずみを失った義貴がすぐに安奈ちゃんに切り替えて何かをするとは思えませんが、やっぱり外道と2人きりなんて心配です。