今週のバジリスク 〜甲賀忍法帖〜 ★★★★★




自分に化けていた左衛門を首尾よく返り討ちにする事が出来た天膳は上機嫌の様子。
余裕こいて自分の能力や天正伊賀の乱の真相をうっかり暴露してしまいます。
天膳:「かつて伊賀にもお主のような術を使う者がおった。」
天膳:「天正の戦の折には見事、甲賀を欺いたものよ。卍谷の隠居に化けさせての。」
やっぱり天ちゃんは黒幕だったんかいっ!!
天正伊賀の乱の時、伊賀を全滅させようと甲賀が奇襲を仕掛けてきたというのは全て天膳による策略だったようです。
真実とは残酷なもの。仲を引き裂かれたお幻や甲賀弾正、それに今まで命を落としてきた者は誰1人救われません。
この真実を弦之介と朧が知ったらどうなるのか注目したいと思います。


天膳に敗れた左衛門はなんだか哀れ。
相手方が能力を知らなかった時点で勝ち目は無かったというか・・・
真の敵は一枚も二枚も上手だなぁと痛感したものです。



天ちゃんはヤリチンに違いない!!
朧を手篭めにしようとしたかと思えば、今度は敵(甲賀)の女を性欲の捌け口に。
180年以上も衰えないその性欲は一体どこから出てくるのかとつっこみたくなります。
セックルしたくてしょうがない天膳が陽炎を犯して吐息の餌食になったのはまさに自業自得。
底知れぬ力を感じる反面、あまりの間抜けさに笑わずにはいられません。
強いのか弱いのか分からない・・・これが薬師寺天膳クオリティというやつでしょうか。
天膳が殺されたというのに朧が全然動揺しなかったのは、また殺されてるよと呆れていたからに違いないです。


人別帖に名前が残された人物は甲賀(弦之介、陽炎)と伊賀(朧、天膳)を合わせて後4人。
いよいよクライマックス間近という感じで最高潮に盛り上がってます。
今回の話で天膳は死んだんじゃないかって?
何事も無かったかのように次回予告で出てくる人です。首を切られるか、燃やされない限りは死ぬわけがありません。
次回はいよいよ弦之介と天膳の一騎打ち。予告をみると天膳が楽しそうに弦之介と斬り合ってます(^^;)
親や仲間の仇である不死の忍者・天膳に対して弦之介はどう戦うのか、朧はその時どうするのか非常に楽しみです。