今日の機動戦士ガンダムSEED DESTINY(最終話) ★★★★★




シン&ルナマリア最高!!(≧∇≦)
俺を笑い死にさせる気か!あんたらはあああぁーっ!!
シンとルナマリアの見事なまでの暴走っぷりに大爆笑。哀れで感動すら覚えます。
真の主人公キラがレイを破り、ラスボスのデュランダルと対峙したシーンも印象的ですが、
堕ちていくシン&ルナマリアのクオリティは他の比ではありません。


各キャラの感想。
いつも最後に載せる各キャラ感想を先に持ってきたのはキャプ画像と感想を極力合わせる為です。
キラ・・・やはり真の主人公はこの人キラ・ヤマト。キラの活躍はガンダムの歴史を塗り替えたといっても過言じゃない。
アスラン・・・バカップルコンビを説教して救ったアスランはかっこよくて輝いて見えるよ。後はメイリンと幸せになってと願うのみ。
ラクス・・・キラやアスランが自分の信念に基づいて戦えるのはラクスのおかげ。偉大なりラクス教!!
メイリン・・・アスランと幸せになってくれるといいなぁ、ほんとに!!あの豚には勘違いしないでお姉ちゃんとはっきり言ってやった方が良いね♪
ムウ・・・兄貴最高!!兄貴のアカツキはキラのストライクフリーダムアスランインフィニットジャスティスにも引けを取らない!!
マリュー・・・あの状況でネオジェネシスを回避出来たのはさすが。
カガリ・・・今回全く見せ場が無かったな。オーブ奪還戦は最高だったのに!!
ステラ・・・何しに出てきたのか分からない!!過去より未来を見てと言いたかったとか?
シン・・・碇シンジ鳴海孝之を超えたかもしれない。発狂した挙句に号泣EDはなぁ。コイツ本当に主人公だったんだろうか(^^;)
レイ・・・お前クルーゼじゃないだろ?あれだけシンを洗脳しようとしていた奴がキラの言葉に動揺するなんて脆すぎる!!
ルナマリア・・・おいおい。逆恨みするのはいい加減にしなさい。生き残ったのならまずアスランメイリンに謝らないと。
イザーク・・・イザークがあの時叫んでいなければアークエンジェルはネオジェネシスでやられていた。だからGJと言いたい。
ディアッカ・・・イザークの名サポート役という印象。ミリアリアとの関係はどうなったのかな?
タリア・・・デュランダルと心中するラストは予想出来たけど本当にそうなるとはなぁ。子供はデュランダルとの間に生まれた子なんだろうか?
デュランダル・・・ネオジェネシスとレクイエムを立て続けに発射するとは恐れ入る。まさにラスボスにふさわしい男だったな。
キラ>>>カガリメイリン>>>シン>ルナマリア>>>アスランラクス>デュランダル>ムウ>イザークミリアリア>その他
機動戦士ガンダムSEED DESTINYキャラランキングの最終結果は以上の通り。
シンやルナマリアは嫌っているはずなのに順位が高いって?
ムカツクけど好きなんですよあの2人は。腐れキャラというかギャグ担当としては立派です。
本来なら萌えキャラ1位のミリアリアは出番が無さすぎた事もあってこの順位。でもまぁ全く出てこなかったサイやカズイよりはマシかなと。



ルナマリア:「でも、なんで貴方がメイリンを・・・よくもメイリンを!!」
アスラン:「やめろルナマリア、お前も!!」
ルナマリア:「逃げるな!!」
アスラン:「邪魔をするな!!君を撃ちたくなどないっ!!」
ルナマリア:「なにを!!」
シン:「ルナー!!」
ルナマリア:「シン!!」
シン:「こんのっ!裏切り者があああぁーっ!!」
シン:「大丈夫かルナ!!」
ルナマリア:「シン!!」
シン:「あんたって人はあああぁーっ!!」
シン:「よくもルナを・・・ルナをやったなあああぁーっ!!」
最終話の見所として最初に挙げるのはもちろんアスランVSルナマリアの戦い。
何の為に戦っているのか目的を見失っているばかりか、ルナマリアは全てアスランのせいに
する事で自分の行動を正当化し自我を保とうとしているのが痛すぎます。
一方のシンもルナマリアと似たようなもので、今まで見下していたアスランに傷一つ与えられず滅多打ちにされる始末。
その挙句に暴走してルナマリアを殺そうとするなど、キチガイここに極まれりという感じです。



シン:「くそーっ!!なんであんたなんかにーっ!!」
アスラン:「もうお前も、過去にとらわれたまま戦うのはやめろ!!」
アスラン:「そんな事をしても、何も戻りはしない!!」
シン:「何を!!」
アスラン:「なのに未来まで殺す気か、お前は!!」
アスラン:「お前が欲しかったのは、本当にそんな力か?」
シン:「だけど・・・だけどっ!!」
ルナマリア:「シン、もうやめて!!アスランも!!」
シン:「やめろおおおおおおおおおおお!!」
アスラン:「このっ馬鹿野郎!!」
あっはっは、アスランもっと言ってやれ!!
こういうバカは何度も説教してねじ伏せるしかないんだよ!!
まるで1人の女を巡って野郎2人が低レベルな喧嘩をしているような・・・
アスランの言葉一つ一つに反応して逆上するシンが素敵すぎます。
それとこの期に及んでルナマリアは何ほざいているのかと小1時間問い詰めたい気分。
最初の頃のルナマリアは凄く良かったのにここまで堕ちるとは、脚本というか監督の力って偉大なんだなぁと思わずにはいられないです。


シンとルナマリアが死なずに済んだのはアスランの説得とシンの内なるステラのおかげ。
結局2人はギリギリのところで救われたのではないでしょうか?
もしシンがあの時ルナマリアを殺していたら、奴は精神崩壊していたと思います。



いくら追い詰められたからって・・・容赦ねえなデュランダル!!
キラ達の猛攻に脅威を感じたデュランダルはネオジェネシスとレクイエムを立て続けに発射。
ついこの前までの余裕ぶりから一転、なんて余裕のなさでしょうか。
自軍の犠牲も省みない強硬手段に出るとはタリアじゃなくても唖然としてしまう展開です。
レクイエムはネオジェネシスを隠す為の囮というわけでは無かった模様。
ネオジェネシスとの併用・・・よくもまぁそんな恐ろしい事を考え付いたなぁと感心せずにはいられません。
同時にデュランダルパトリック・ザラムルタ・アズラエル以上の存在だと改めて思い知らされた感じがします。
そんなデュランダルの奥の手も本気を出したキラ達の手にかかればどうってことはありません。
レクイエムに続いてネオジェネシスを搭載した機動要塞メサイヤも陥落。
デスティニープランの導入実行を掲げたデュランダルの野望は遂に終わりを迎える時が来たんです。


シンよ強くなれ。誰の為にでもなくお前の為に強くなれ!!
レクイエム陥落を見て自軍の完全敗北を悟り号泣するシンに私は言いたい。
人は失敗を繰り返し反省するから強くなれる。
今回の戦いで勝利したのは「誰かに定められた運命に従う世界」ではなく、「自分の意志で自由に生きる世界」の方。
つまり自分の意志で立ち上がらなければ意味が無いんです。
挫折感や敗北感に押し潰されそうなシンを優しく抱え支えるのはルナマリア
アスランを裏切ったのはルナマリアであると今でも彼女に対する怒りは収まりそうに
ありませんが、彼女のシンに対する想いだけは本物だと思ってます。



運命を解き放つのは自由の翼!!
キラは最強にかっこいいぃぃぃーーーっ!!(≧∇≦)
陥落するメサイヤに単身で乗り込み、デュランダルと対峙したキラがかっこいいのなんのって。
監督やスタッフにどれだけ愛されているのかがよく分かります。
「運命」の必要性を主張するデュランダルと「自由」の意志で生きる事を主張するキラの対決はまさにこの物語のテーマ。
監督やスタッフが私達に伝えたかった事では無いでしょうか?
2つの種族が分かり合い、手を取り合うにはどうすればいいかとラクス陣営とデュランダル陣営の両方を描く事で双方の可能性を示したと。
上手く行かなかったのはその中間に立たせたはずのシンがただのキチガイキャラになってしまった事です。
彼の成長を描ききれなかったところがダニメと言われる所以かもしれません。


物語の終わりは新たな物語へのプロローグ!!
キラの言葉に動揺したレイがデュランダル撃って、その場に居たタリアが心中して終わり?
前作より酷い。ジャンプ漫画の打ち切りより酷い。
そうは思っていませんよ私。
ガンダムSEEDは3部作、第3シリーズがあると信じてます。
信じているからこそ、今回の結末は次の物語への布石、伏線だとプラス思考で見る事が出来るんです。
機動戦士ガンダムSEED DESTINY」のDVD最終巻には約40分間のスペシャルエピソードが収録されるんだとか。
これでアスランメイリン、シンとルナマリアはどうなったのか後日談が語られそうですが、
再びSEED世界に戦乱が訪れるのは確実なのでスペシャルエピソードで終わらせるのは難しいと思います。
やっぱり第3シリーズが必要。この終わりの無い物語を収拾つける事が監督やスタッフの腕の見せ所です。
ちなみにこれで「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」の感想を終わりにする気はありません。
とりあえずDVD最終巻に収録されるというスペシャルエピソードを期待して待とうと思います。