今週のはっぴぃセブン 〜ざ・テレビまんが〜 ★★★☆☆




亜麻乃ちゃんはドジっ娘可愛い!!(≧∇≦)
今に始まったことじゃないけど、禍ツ神にとりつかれているわけでもないのに
階段から落ちる亜麻乃ちゃんのドジっぷりが最高。恋に一直線である事といい、
ドジっ娘である事といい、やはり彼女は典型的な少女漫画ヒロインの資質を持ってます(^^;)
そのドジっぷりを際立たせているのはちびキャラ劇場。今回も上手くマッチングしていて萌え楽しかったです。


ひょんな事から出会った車椅子の少年(幸治)を亜麻乃ちゃんは励まし勇気づけ、彼の願いを叶えようとしていたのが今回の話。
七福神の力で問題を解決したわけではなく、そういう力無しで普通に接して少年を幸せに導いた
今回の亜麻乃ちゃんは凄く良い。彼女の優しさや人を思いやる心が少年を救ったのだと感心してます。
ただ今回の話、「はっぴぃセブン」として楽しめたかどうかと言われれば微妙・・・
心温まる話で感動的だった事には違いないですが、シリアス重視は「φなる・あぷろーち」同様に
らしくありません。ドタバタギャグコメディあってこその「はっぴぃセブン」です。



禍ツ神の要求を幸治が受け入れようとしたのは自分の死期を悟っていたがため。
体を乗っ取られて亜麻乃ちゃんを痛めつけ出した時は何やってるんだよと少々腹立ちましたが、
生き続けたい為に仕方なく要求を飲んだのだと思うと切なくなります。
自分が生き続ける事で他の誰かが犠牲となってはいけない、亜麻乃ちゃんが傷ついては
いけないと禍ツ神の誘惑を振り切り、禍ツ神退治のきっかけを作った幸治は本当に立派。
亜麻乃ちゃん×幸治のフラグが立ったわけでは無いけど、2人が抱き合って幸治の中に
入っていた禍ツ神を追い出そうとしていたシーンはお互いを思いやる気持ちがよく表れていて良かったです。


禍ツ神を倒して事件は一件落着するもいつもの展開と何かが違う。
幸治の記憶を消すという非情な掟は仕方無いものの、あの後すぐに寿命が尽きるなんて・・・
運命とは時に残酷なもので、幸せを運ぶ「はっぴぃセブン」でも人の運命を直接変える事は出来ないという無力さを感じます。
でもそれで幸治が不幸だったかと言えばそうでもない。
亜麻乃ちゃんと出会ってからの彼は笑顔でいられたし、周りを笑顔にする事が出来たので望みは叶ったんです。
写真に写った幸せそうな息子(幸治)の姿に涙する母親、それを見て号泣する亜麻乃ちゃんがまた印象的。
人は死という不幸から逃れる事は出来ないけど、死=不幸ではなく誰でも幸せになる権利を持っていると教えられたような気がします。


まぁそんなわけで空気を読んだ「はっぴぃステーション」は今回休み。
美々ちゃん&寧々ちゃん分が不足してますが、次回は亜麻乃ちゃん含めた3人組がメインみたいなので楽しみです。