今週の魔法少女リリカルなのはA's ★★★★☆




なのはA'sはホント面白い。
1クールのアニメなのに2クール分のボリュームがある(無駄な話が1話も無い)し、
ヒロイン3人の生かし方が上手いし、作画崩壊した1話を除けば満足度が★四つ以上なんて大したものです。
それで今回は最終決戦前の感動的でちょっぴり切ないエピソードがメイン。
涙無しでは見られないフェイトちゃんの幸せなひと時、闇の書の犠牲者だけで終わらなかったはやてちゃんの真の強さは印象深く残ってます。


ここにもあったよ幸せ百合家族!!(≧∇≦)
家族愛に満ち溢れた家庭は何もはやてちゃん家だけではありません。
フェイトちゃん家もまた百合心をキュンとさせてくれる素晴らしき百合家族だったのです。
次回予告で出ていた娘はフェイトちゃんでも、アリサちゃんでもなく、アリシアちゃん。
私はてっきりアリサちゃんだと思っていたのでこの展開は驚いてます。
メガミマガジンに書かれていたフェイトちゃんの大きな試練とはこの事だったようで。
それにあの怖いおばさん(プレシア)まで出てきてフェイトちゃんに優しく接するとは・・・
この時のフェイトちゃんのビビリまくりの姿は今までの経緯を物語っていて凄く良いです。
リニス@浅野真澄は一目萌え。
幸せ百合家族のフェイトちゃん家に無くてはならない存在だというのは小説とか読んでない私でも分かります。
チャットで某氏に聞いた話によると、リニスはプレシアの使い魔でフェイトのお師匠様。
バルディッシュ」を生み出してフェイトに与えたのも、アルフを使い魔にしたのも彼女。
フェイトを一人前に育て、その役目を終えるとともに亡くなった模様。
聞いた限りなので実際どうなのかは確認しないと分かりませんが、少なくてもリニスが
フェイトちゃんの育ての親である事は間違いないようです。今こうしてフェイトちゃんが
戦っていられるのもリニスのおかげ。リニスとフェイトちゃんのエピソード、見る機会があれば見てみたいと思います。



なのはかっこいいよなのは!!(≧∇≦)
闇の書の意志相手に1人で立ち向かっているのはもちろんのこと、とても小学生とは思えない
言動ばかりしているのが印象的。これで小学3年生というんだからたまげたものです。
いやほんと、ラスボス化してしまったどっかの魔法使いさんに見習ってほしいくらいで。


アリシア:「一緒にあ・ま・や・ど・り♪」
フェイト:「ねえアリシア?これは夢・・・なんだよね?あたしとあなたは同じ世界には居ない・・・」
フェイト:「あなたが生きてたら私は生まれなかった・・・」
アリシア:「そうだね・・・」
フェイトとアリシアは内なる百合のパートナー!!(≧∇≦)
でもちょっぴり切ないのっ!!
フェイトちゃんにとってアリシアは内なるもう一人の自分みたいなもの。
これが夢の世界の話だという真相、フェイトちゃんがそれに気づき、アリシアちゃんもそれに答えている姿がたまらなく感動します。
内なる自分だからこそ隠そうとも騙そうともしなかったと言いましょうか。
フェイトちゃんとアリシアちゃん。現実の世界で一緒に居られてたら、なのは×フェイトに
対抗出来るほどの真の百合になれたはずです。それだけに残念というか・・・
でも将来、フェイトちゃんが誰かと結婚して娘を産んだらアリシアと名前を付けそうな、
本当の意味での彼女の生まれ変わりに会えるかもしれません。
それが出来るならプレシア事件は起きないって?野暮なこと言わんといてください(^^;)



はやて:「覚醒の時に今までのこと少しは分かったんよ。」
はやて:「望むように生きられへん悲しさ、私にも少しは分かる。」
はやて:「シグナム達と同じや。ずっと悲しい想い、寂しい想いしてきた。」
はやて:「せやけど忘れたらあかん。」
はやて:「あなたのマスターは今は私や。マスターの言う事はちゃんときかなあかん。」
覚醒の時に今までのことが少し分かったというのは、シグナム達が自分を救う為に戦っていた事や
ヴィータを襲ったなのは&フェイトが偽者だと知ったのでしょうか?
まぁそうじゃないとこの後の展開(なのはと会話)に繋がらないわけですが。
はやてちゃんは強い娘だよ!!
夢の世界への誘惑も「せやけどそれはただの夢や。」と言い切れる強い意志に感心。
あの闇の書の意志まで手なずけちゃうし、さすがです。私もはやてちゃんに癒されたいですよほんとに。


一方すずかちゃんとアリサちゃんは何が起きているのかよく分からないまま、戦況を遠くから見ている様子。
なのはちゃんとフェイトちゃんが無事に帰ってくるのを信じて・・・。
最終話となる13話はエピローグらしいので、このまま2人を放置して終わるって事は無いと思います。



フェイト:「ごめんねアリシア。だけど私は行かなくちゃ。」
フェイト:「ありがとう。ごめんねアリシア。」
アリシア:「いいよ、私はフェイトのお姉さんだもん。待ってるんでしょ。優しくて強い子達が。」
フェイト:「うん。」
アリシア:「じゃぁ、行ってらっしゃいフェイト。」
アリシア:「現実でもこんな風にしたかったなぁ・・・」
フェイトちゃんとアリシアちゃんは永遠の百合!!
アリシアちゃん消えちゃいやだよおおおおっ!!(>_<)
フェイトちゃんとアリシアちゃんは同時に存在出来ないと分かっているとはいえ、こうして別れのシーンを見ると切なくて
涙が込み上げてきます。バルディッシュを渡すところといい、一つ一つの仕草が感涙ものです。
アリシアちゃんはもう居ない。でもフェイトちゃんの中でずっと生き続けている。
ありがちな表現ですが、「SHUFFLE!」におけるキキョウやリコリスと同じようにアリシアちゃんもフェイトちゃんの中でずっと生き続け、
彼女の支えとなり、フェイトちゃんの幸せ=アリシアちゃんの幸せになればせめてもの救いだと思います。


はやて:「外の方、えと管理局の方!こちらえっと・・・そこに居る子の保護者、八神はやてです。」
なのは:「はやてちゃん?」
はやて:「なのはちゃん?ほんまに?」
なのは:「うん、なのはだよ。色々あって闇の書さんと戦ってるの。」
はやて:「ごめん、なのはちゃん。何とかその子止めてあげてくれる。」
はやて:「魔導書本体からはコントロールを切り離したやけど・・・」
はやて:「その子が走ってると管理者権限が使えへん。」
はやて:「今そっちに出てるのは自動行動の防御プログラムだけやから。」
うおおおおおおっ!はやてちゃん凄すぎだよ!!(≧∇≦)
変態仮面の罠に嵌まった時や今までの病弱ぶりが嘘のような・・・
闇の書の呪縛も自らの手で打ち払える。今のはやてちゃんは真の強さというものを持ってます。
こういう展開になれば望む事は一つ。
セラムンSでミストレス9の呪縛を自らの意志で破り、セーラーサターンとして覚醒したほたるちゃんのように
はやてちゃん自身が魔法少女へと覚醒してほしい。そのフラグは十分立ったので次回は非常に楽しみです。
しかもはやてちゃんの素晴らしさはそれだけではありません。


はやて:「名前をあげる。もう闇の書のとか呪いの魔導書なんて言わせへん。」
はやて:「私が呼ばせへん。私は管理者や・・・私にはそれができる。」
闇の書の意志:「無理です。自動防御プログラムが止まりません。」
闇の書の意志:「管理局の魔導師が戦っていますがそれも・・・」
はやて:「止まって・・・」
<中略>
はやて:「夜天の主の名において汝に新たな名を贈る。」
はやて:「強く支えるもの、幸運を生かせ、祝福のエール『リーン・フォース』」。
はやてちゃん・・・なんて良い娘なんだあああっ!!(≧∇≦)
闇の書は自分を冒して続けた忌むべき存在であるはずなのに手なずけたばかりか、
闇の書の意志が望んでいた名前をつけて彼女の心まで救うなんて、まさに癒しの女神です。
第一期の時も思ったけど、このアニメは「名前」を呼んであげる大切さを伝えているような気がします。
今回の話ではやてちゃん株はいつも以上に上昇。サイト上部にある「萌えキャラランキング」の方ではベスト5入りするくらいです。
なのはA'sの萌えキャラ順位は以下の通り。
なのは×フェイト>はやて>はやてファミリー>フェイト×アリシア>エイミィ>なのは
>フェイト>リニス>アリシア>すずか×はやて>すずか>アリサ>シャマルヴィータ>その他



ユーノ:「なのは!分かりやすく伝えるよ。」
ユーノ:「今から言う事をなのはが出来れば、はやてちゃんもフェイトも外に出られる。」
なのは:「うんっ!」
ユーノ:「どんな方法でもいい。目の前の子を魔力ダメージでぶっとばして!」
ユーノ:「全力全開、手加減無しで!!」
なのは:「さっすがユーノくん、わっかりやすい!!」
レイジングハート:「まったくです。」
ここって笑うところだよね!!
こんな単純な事を堂々と言えるのがユーノくんクオリティ。
今シリーズでは殆ど見せ場が無かっただけに(調べ物だってグレアム提督達は
知ってたわけだしなぁ)、やっとユーノくんの活躍の場が出てきたんじゃないかと思います。


なのは:エクセリオンバスター・フォースバースト!!」
なのは:「ブレイク・シュート!!」
フェイト:「疾風迅雷!!」
フェイト:「スプライト・ザンバー!!」←次元を切り裂けるなんて幽白の桑原の次元刀みたいな(^^;)
外からはなのはが、内からはフェイトの同時攻撃によってフェイトちゃんは闇の書から無事脱出。
闇の書本体は自動防御プログラムだけが切り離された状態に。
たとえ目の前で会話をしていなくても呼吸がピッタリだったのは2人が真の百合たる所以でしょうか。
なのは達の相手はもう闇の書本体ではありません。切り離された防御プログラムがいわばラスボスです。
立ち向かうはなのは&フェイトを中心とした管理局チーム。
それに防御プログラムだけ切り離されたという事ははやてちゃんも魔法少女として参戦しそうな、
はやてちゃんが参戦するならヴォルケンリッターの面々も復活して参戦しそうな雰囲気なだけにすっごく楽しみで期待してます。
次回は盛り上がる事必至、1秒たりとも目が離せなくなりそうです。