今週の.hack//Roots ★★☆☆☆




君の知っている「The World」は死んだ・・・。
司やカイトがモルガナと戦った出来事から7年。その7年の間に「The World」は「The World R:2」に入れ替わり、
前作で取り締まってきたプレイヤーキラー(PK)が横行する荒んだ世界へと変貌を遂げます。
こんな事態になるなんて司や昴、カイトやシューゴ、レナの活躍は何だったのでしょうか?そうつっこみたい。
.hack//SIGN」、「.hack//Liminality」、「.hack//黄昏の腕輪伝説」と「.hack」世界を楽しんできた私ですが、今度のはかなり微妙です。
作り手が同じという事でネットゲームのリアル感、謎を解き明かす楽しさを描いているのは良いものの、
ミミル×司×昴の三角百合関係があるわけでもない。
現実世界からカイト達の手助けをした水無瀬舞のような勇ましさや萌えがあるわけでもない。
シューゴとレナの兄妹ラブラブ天驚拳があるわけでもない。
いかんせんキャラに魅力がありません。
主人公ハセヲは典型的な野郎キャラに見えて実はヘタレ。ヒロインの志乃は中の人が鳳仙エリスなのに萌えない。というか劣化した昴。
好感持てそうなキャラは匂坂くらいなもの。そしてネカマプレイヤーの存在が極めつけになります。
司きゅんみたいに何か事情があって女の子が男の子のフリをするのは許せるけど・・・
野郎はキモいからやめれ!!
お姉さん達が初心者のハセヲをいたぶるというSM展開はなかなか良さそうな雰囲気があったのに
ネカマバレ+男ボイスで喋ったら全てが台無しです。一瞬にして萎えてしまいます。
ラストのハセヲと志乃の出会いはまるで司と昴を見ているみたいな・・・
それとなくSIGNっぽさを見せるのは真下クオリティでしょうか。
第1話が始まったばかりなので魅力を知るのもこれからですが、願わくばSIGNの時のような面白さや感動をまた味わってみたいです。