昨日のレ・ミゼラブル 少女コゼット ★★★☆☆

(C)日本アニメーション・フジテレビ



ガヴローシュ:「やっぱり天使だ。俺とうとう来ちまったんだな、天国へ。」
コゼット:「天国なんかじゃない。あなたは生きているのよ。命を失わずに済んだのよ。」
ガヴローシュ:「良い気持ちだ。もうちっと眠らせてくれ、天使さん。」
コゼット:「天使じゃないわ、コゼットよ。何年ぶりかしら?大きくなったね本当に。」
ガヴローシュ:「コゼット!!う・・・ぐ・・・」 コゼット:「ガヴローシュ!!駄目よまだ、安静にしていなくちゃ。」
ガヴローシュ:「シュシュ?お前どうしてこんなところに居るんだ?やめろよシュシュ。」
コゼット:「同じだわあの頃と。楽しかった。辛い事もあったけど、ガヴローシュとシュシュが一緒に居る時はそれをみんな忘れたわ。」
ガヴローシュ:「同じじゃないよ。コゼットにいきなり会ってもこれじゃ分からないよ。な、シュシュ。」
<以下略>
ガヴローシュ:「行かなくちゃ。仲間が待ってる!!リーダーのアンジョルラス、勇敢なマリウス。」
コゼット:「マリウス!?今マリウスって・・・マリウスがバリケードに。」
ガヴローシュ:「そういえばあいつも居たような気がするぞ。ほら、コゼットを連れてモンフェルメイユを出て行ったおっさん。」
コゼット:「お父様が!?」 ガヴローシュ:「行くぜ俺。」
コゼット:「駄目っ!!あなたはここに居るの。今動いたら今度こそ死んじゃうわ。駄目よっ!!代わりに私が様子を見に行くわ。」
コゼット:「行かせて。お願いトゥーサン。私は行かなくてはならないの。きっとお母さんが守ってくれるわ。ガヴローシュをお願い。」



死亡フラグ回避、再会後も心配でならなかった2人の
真の対面が遂に!!やっぱコゼット×ガヴちんは最高!!
アランとアラン妹に好感を抱き、ファンティーヌを哀れみ、幼少コゼットに萌え、コゼットが成長してからはエポとガヴちんの動向を
見守ってきたこのアニメもいよいよ大詰め。第45話にして首を長くして待ち続けたガヴちん×コゼット真の対面がやってくるとは
感傷に浸らずにはいられないです。ようやくだよな。再会フラグはずっと前から立っていたのに、約半年待たされた感じでしょうか。
ガヴローシュが目覚めて目が潤みっぱなしのコゼットも、本当は会えた喜びで抱きつきたかったけど、傷付いた体な為に叶わなかった
ガヴちんも、2人とも本当の姉弟以上の絆というものを感じられたのがすっごく良かった。名作劇場の醍醐味はこういう所にあります。
お約束のつっこみはやはりガヴちんがコゼットの事を本人が名乗り出るまで気付かなかった点。「大きくなったね本当に。」って・・・
コゼットお前の方が大きくなりすぎだよ!!あの頃と同じだって?とんでもない。幼女時代のロリ面影がほとんどないじゃないか!!
あの頃はガリガリな体でそそられたのに。「コゼットにいきなり会ってもこれじゃ分からないよ。」まさしくガヴちんの言う通りです。
ガヴちんのバリケード説明は苦笑。こんなところで御都合主義というかコゼットとの接点が次から次へと。マリウスが勇敢だとかいう
表現も頷いていいのか、否定すべきなのか・・・まぁ滅多に動かないヒロインを駆り立たせていたのは良い演出だったと言えます。
お願いお母さん!私の大切な人達を守って!!トゥインクル・エール!!お母さんに貰ったペンダントがこうして生かされるとはね。
複雑だな〜。そういやアニメージュ等のあらすじによるとマリウスと結婚する際、その報告に亡き母親の墓前へ報告しに行くんだっけ。





今回もう一つの見所は底無し沼に沈んでしまったかと思われた
ジャンが気合と根性でマリウスを担ぎ上げて生還する場面。これぞ
ジャン・ヴァルジャンノキワミ、アッー!!
ジャンの雄叫び生還はホント笑ったな。本来感動する場面なのにさ。
それと予想外にテナルディエと再会してたけど、テナルディエがわざわざ
出てきた意図がよく分からなかった。薄暗い下水道という事もあって、
テナルディエの方は大男のおっさんが憎きジャン・ヴァルジャンだと
気付いてない?ジャン相手に小銭せしめるだけでたやすく逃がす奴には
思えないです。マリウスの体から何か抜き取ってたのも伏線になるとか?