5周年企画「あの感想をもう一度②」R.O.D -THE TV-(24話〜26話) ★★★★★

(C)スタジオオルフェアニプレックス




「三姉妹の記憶は読仙社が植え付けたもの」とジョーカー達に言われ、失意のどん底に陥ったアニタ達三姉妹。
アニタ:「姉さんじゃないじゃんか!」
アニタ:「全部嘘なんだ…2人とも操られてただけなんだ!」
アニタ:「あんた達なんて姉さんなんかじゃない!」
ねねねの家でミシェールとマギーに再会するもアニタが暴れるの何のって(^^;)
3人が出会った事まで仕組まれていたものと言われて混乱してるのも無理は無いですが…


落ち込むマギー、暴れるアニタを目の前にしてミシェールの台詞。
ミシェール:「でも私達の思い出が嘘でも…ここでの毎日は本物の…本当だったじゃない」
ミシェール:「嘘じゃなかった…偽者じゃなかったわ」
ミシェール:「あんた達、本当の私を知ってるでしょ」
ミシェール:「本当の私を分かってくれてるでしょ」
ミシェール:「だから私は…私を信じられるの!」
ミシェールの名台詞や三姉妹が抱き合うシーンを見てたら思わず涙汲んでしまいましたよ。
さすがお姉さんです!



ミシェール:「さんしまいー かいぎー」
ミシェール:「ふっかつのーさんしまい ファイト!!」
ここで三姉妹会議か!
三姉妹らしくって嬉しくなりましたよ。


復活した三姉妹は読子達を追い抜く猛スピードで大英図書館があるロンドンへ急行。
アニタ達がそこで見たものは150年前のロンドンの姿。
ただ、過去がそのまま再現されているのではなく、本で書かれた150年前のロンドンが再生されていると。
150年前のロンドンの街並を見てると今にもホームズが出てきそうな雰囲気です。


堂々とそびえ立つ大英図書館
図書館というより神殿に見えるんですが(^^;)



続いて25話。
ジョーカーにしてやられた米国大統領は陸海空の軍勢を擁して英国に総攻撃。
対する英国…ジョーカー側は恐竜やらUFOのロボットで反撃(^^;)
米国の陸海空軍VS英国のロボット軍団ですか!
いつの間にかスケールがでかくなってるなぁと。
ロボット軍団が米国の陸海空軍を完膚なきまでに叩きのめしちゃって…これでいいものなんでしょうか(^^;)


150年前のロンドンに再生されている街を調査し始めるアニタ達。
目的はもちろん大英図書館の場所。
手がかりになるのは名探偵読子(?)が推理した「あるはずのないものを見つけたらそれは大英図書館のもの」
読子アニタの服装といい、調査や推理ショーが探偵チックなんです。
名探偵コナンやシャーロックホームズを意識して作られたんじゃないかと思うくらいです。
名探偵読子か名探偵アニタというアニメがあったら見てみたいものですよ(^^)



大英図書館ってジョーカーの秘密基地じゃないですか!
どこがどう図書館なのか分かりません(^^;)
大英図書館駅はFF8のような雰囲気があるし、大英図書館内の作戦本部は近未来アニメかロボットアニメを見てるかのようです。


自分の思想を得意げになってねねねに語り出すジョーカー。
ジョーカー:「真の洗脳とは誰も傷つけずいつの間にか頭の中に滑り込んでるものですよ」
ジョーカー:「新時代宣言とも呼びますか」
ジョーカー:「社会奉仕と言ってもいい」
脳内をフォーマットするって…
ジョーカー何様のつもりだ!! ヽ(`Д´)ノ
ねねねに聖書を書かせようとしてるし、ここまでくるとどうしようもないです。
ガンダムSEEDのアズラエルと良い勝負です(^^;)


「あるはずのない駅」でキムさんと再会するアニタ達。
キムさん生きてたんか!
最初の頃はキムさんが黒幕なんじゃないかと思った時期もあったんです。
改めてキムさんを見てると…そんなに悪い人には思えないなぁと。



ジュニア救出に向かうナンシーとドレイク、ねねね救出に向かうアニタミシェールとマギー、
ジョーカー説得に向かう読子
アニタのアクションシーンは見ごたえ満点!!
アニタの動きが凄く早かったので、スロー再生でもしないと1カットずつ静止画を取るのは難しかったです。
勘違いしたとはいえ、ねねねチョップでアニタが倒れるシーンは何度見ても笑えます(^^;)



最終回に当たる26話。
ねねねを助け出して緊張感が少しほぐれたのか…
アニタが鼻クソほじくっていたように見えたのは気のせいでしょうか(^^;)


ジョーカーの説得に向かった読子はジョーカーの首に紙を当てるも、
「作戦続行です!別にたいした問題じゃない。」と言い返されて身動きが取れない状態に。
自分が殺されようが施設が壊されようがたいした問題じゃないってことですか?
理想を受け継ぐ者が居る限り野望が消える事はないと。
まぁ…読子の性格をよく知ってるジョーカーは読子が何も出来ないと勘付いていたのかもしれませんが(^^;)
ジョーカーはともかく、ドジッ娘だったウェンディがミスター・ジェントルメンを信じきっているだなんて…
ジョーカーの思想に毒されたとしか思えません!
ジョーカーとの思い出も消えるんだぞ、それでもいいのかウェンディ!!
思わずそう叫びたくなったものです。



全人類の脳内がフォーマットされれば無かった事と同じと言うジョーカーに対して大激怒のアニタ
アニタ:「ボケたジジイなんかいれるもんか! ヽ(`Д´)ノ」
アニタ:「みんなと一緒に日本に帰ってひさちゃんと遊ぶんだ!!」
アニタ:「あたしは…あたしの明日を生きてやるー!!」
アニタ最高!!
ジュニアを信じているからこそ言える言葉、ひさちゃんが好きだから言える言葉、
どんな過去があっても未来を生きる意志があるからこそ言える言葉…どれもアニタ株を上昇させるほどの名台詞です。


ジュニアの肉体が復活しようとするミスター・ジェントルメンに乗っ取られようとしたその時。
ナンシー:「ウチの子に触らないで!」
ナンシーさんキタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!
ナンシーかっこ良すぎ!!
読子に自分よりもナンシーさんの方が強いと言わせただけあって強いです。
計画を妨害されたくないウェンディは銃を発砲してナンシーに対抗するも勝てるはずがなく(^^;)
ねねねが「使えっ!!」とアニタ達に紙を渡したシーンも最高!!
捕まっている間に書いていた小説が無駄になるっていうのに…
でもこの気前の良さがねねねの魅力であると言えます。


ジュニア:「お前も見るんだ!」
ミスター・ジェントルメンの触手から流れてくるモノをジョーカーに全て見せようとするジュニア。
ジョーカーがそれに触れると一瞬で廃人化に。
何が起こったのかよく分かりません(^^;)
ミスター・ジェントルメンの膨大な知識(?)にジョーカーの脳がついていけなかったとかそんな感じなんでしょうか。


ジュニアの体に乗り移るのを失敗したミスター・ジェントルメンは今度はアニタを体を乗っ取ろうとして…
アニタの体もジュニアと同じなんでしょうか。
そこら辺よく覚えてないので、時間がある時にでも他の巻も見直してみようかと思ってます(^^;)
一時はアニタ死んだんじゃないかと冷や冷やさせられたもんですが、ミシェールとマギーが助けに入った事で間一髪間に合ったようです。
アニタ:「牛乳ない?」
アニタらしいや!!(≧∇≦)



大英図書館が巻き起こした大事件が終わって町は元通りの姿に!
回収されていた本屋も戻ってきて神保町も元の姿に戻ってます。
人類永久図書館計画(エヴァのパクリかよ!)の首謀者とされる大英図書館工作部のメンバーは指名手配されてるんでしょうか?
ウェンディは廃人となったジョーカーとともに人知れぬ場所でひっそりと暮らしているようですが…
ウェンディ:「きゃっ!」
ま…まさか!ドジッ娘モード復活したのか!!
エプロン姿のウェンディも可愛い!!
このままジョーカーと幸せに暮らしていけばいいなぁと。
そう願ってやまないのですが、目の色が元に戻ったジョーカーが急にどこかへ居なくなり、
ウェンディもエプロン外してジョーカーを追いかけていったんじゃないかと気になります。
ジョーカーの行き先には心当たりがあるんでしょう、きっと。
ジョーカーはこれからどうするのか、ウェンディはジョーカーがたとえどんな行動を起こそうとも
これからもついていくのか、続編があれば見てみたいです。



懐かしの学校。
映し出されるのは仲良く通学する2人の女の子。
まさか…まさか…まさかっ!!!
ひさちゃんキタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!
ねねねと同じように作家デビューしたひさちゃん。
アニタにその事を言われると顔を真っ赤にして、
ひさちゃん:「恥ずかしいから言わないで!」
本物のひさちゃんだー(≧∇≦)
ひさちゃんが元に戻ってもう感激です。涙が出そうです。
20話や21話を見た時は絶望のどん底に叩き落されて暫く鬱気分から立ち直れなかったものです(^^;)
結局20話や21話のひさちゃん達は何だったんでしょうか?
ウェンディによってアニタが神保町を舞台にした擬似世界を見せられていたんじゃないかと個人的に解釈してるんですが…
25話のロンドンの街のように本で描かれた世界が再現されてるんじゃないかと思ったわけで。
それか単に神保町の住人が洗脳されていただけかもしれません。
どちらが正しいのか、或いは両方違っていて別に答えがあるのかは分かりませんが、アニタとひさちゃんが
元通りの関係に戻ったのは喜ばしい限りです!
一つだけ残念だったのはアニタとひさちゃんの感動の再会シーンが無かった事。
感動の別れシーンがあっただけに、
2人の再会シーンも見たかったんです!!
アニタとひさちゃんが笑い合ってるシーン。
万歳!!ヽ(´∀`)ノ
再びこの日が訪れる事をどれだけ待ったことか。
アニタの事が好きで好きでしょうがないひさちゃん。
岡原を気にする事もなく…これで良いんです!
アニタとひさちゃんは百合!!百合!!百合!!(≧∇≦)



ED後も話はあると思っていたのでEDが流れてからも注意深く見ていたんですが、
ED完成版キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!
EDに込められていた伏線…
アニタとひさちゃんの百合EDだったんですね!!
2人で仲良く本を読んで、本を取り替えてまた読み始める。
静かなやり取りだけど愛が感じられます(えー
あんなに本嫌いだったアニタが本読んでるんですよ。
ひさちゃんとの仲が進展したのもアニタの言葉や行動から伺う事が出来ます。
アニタ:「また明日ね、明後日もね!!」
これからもずっと一緒ってことですか!!
2人はもう二度と離れない。2人で一緒に生きていくと!
今まで色んな百合を見てきましたが、アニタとひさちゃんの百合を上回るものが思い当たりません。
もちろん今年最大の百合はアニタとひさちゃんです!!
まだ何ヶ月もあるので決定は出来ませんが、アニタとひさちゃんの百合を超えるのは至難の業といえます。


最後のシーンでマリア像に刻み込まれたMAMの文字。
これが刻まれているという事は三姉妹の感動の出会いは嘘偽りではなかったと。
(三姉妹の出会い話をもう一度見て確認した方が良いかもしれません)
誰に操作される事もなく、三姉妹が出会ったことを意味してるんでしょうか。
もしそうなら涙止まりません(^^;)
西園はるひの新作でも読んで気分を落ち着かせたいくらいです(えー
真実をアニタ達が知ったらどれだけ嬉しがる事か。


OVAの時も面白かったけど、TVの方はアニタとひさちゃんの百合や三姉妹の活躍など見どころも多くて面白かったです。
感動するシーンも沢山あります。
TVの続編が出ないかなぁと思うばかりです。
ただしフジテレビ深夜で放送するのは勘弁という事で(^^;)
ドラマCDで驚くべき展開になっているらしいので、今度機会があれば聴いてみようかなと思ってます。