5周年企画「あの感想をもう一度③」D.C.S.S.最終回 ★★★★☆

(C)CIRCUS/ダ・カーポSS製作委員会




おめでとう朝倉くん!!(≧∇≦)
おめでとう音夢ちゃん!!(≧∇≦)
素敵なクリスマスプレゼント有難う!!
ハッピーウェディングばんざぁーい、ばんざぁーい。しびれるぅ〜〜〜〜っっ!!
名和監督GJ!!アイシアマンセーアニメかよと最後の最後まで見捨てないで良かったよ!ほんと良かったよ!!
終わり良ければ全て良しとはまさにこの事で、ラスト5分が「D.C.S.S.」というアニメの全てだった気がします。
純一と音夢ちゃんの結婚式をやる為に今までの話があったと、アイシアが居たわけです。
そしてギャルゲー(エロゲー)系アニメの最高傑作とも言われる前作「ダ・カーポ」で唯一残念な結果に終わったED(結末)を
今度は中途半端ではなく最高の形に仕上げた事で「ダ・カーポ」という作品を全メディアで完成させたのだと確信しています。



ふぅ・・・ただこの結末に辿り着くまでどうでもいい話がありすぎた・・・
無駄なシーンが多すぎたのがこのアニメの失敗点。期待外れだった原因。
最終話も途中までは前回までの変なムードを引き継いでいて見ていられなかったです。
具体的に言うと相変わらず眞子は発情して、工藤は挙動不審で痛い痛い。
桜の魔法は非情にも純一と音夢ちゃんを苦しめるし、桜の木は音夢ちゃんに恨みでもあるのかと疑ってしまいます。
洗脳されていながらも杉並は結構かっこよかったですが、トトカルチョの一件はやっぱり不満。
とってつけたように音夢ちゃんの名前が手書きされていたのは「純一×音夢は恋人である」
設定を記憶の片隅に残していたからだとプラス思考で考えたいところです。
実際2人は恋人だと改めて言ったのも杉並なのであながち的外れでは無いはず。



2人の愛のメモリーを呼び覚ますのは音夢ちゃんが純一宛てに書いた手紙。
純一に渡さず、自分の胸の内にしまいこんでいた手紙がここで役に立つとは・・・
ガオガイガー風に言うなればこの「手紙」こそが勝利の鍵だったという事になります。
音夢:「おかしいよね?兄さん、兄妹でこんな・・・」
純一:「ああ、変だ、どうかしてる。これじゃまるで・・・」
杉並:「恋人同士だな。」
ラブラブだあああああ!!(≧∇≦)
純一と音夢ちゃんは誰もが認め、誰もが祝福するベストカップル。
心から愛し合う2人の前では兄妹という壁も魔法の力も愛を遮る障害にはなりえません。
純一×音夢ちゃんの愛の強さは魔法をも打ち破る事が出来るのです。
見てください。変なムードだったのが正常に戻っていく姿を。美春や眞子達が元に戻るのを。


こうなれば後は純一や音夢ちゃんを苦しめる元凶を取り除けば良いだけ。
今こそ元凶を取り除く時ぞ!!



さくらとアイシアは百合!!(≧∇≦)
そそられちゃうよー!!(≧∇≦)
やべぇ。ビンビンになったまま収まりそうにないよ!!
まさか2人が和解して百合関係になるとは、こんなにエロいカットを見せてくれるとは・・・
思わぬ収穫に猛烈に感動してます。さくらVSアイシア音夢VSさくらの時と比べて迫力の欠けるものだったけど、
2人の時と同じで戦いの後に友情や愛が芽生えたのなら決して無駄ではなかったという事です。
このままでは終始収まらないのでとりあえず一発抜いておきます(^^;)



アイシア:「純一お別れです。」
純一:「お別れって・・・」
アイシア:「純一も音夢ももう大丈夫。みんな元通りになるから、私が来る前のように・・・」
純一:「アイシア・・・お前まさかっ!」
アイシア:「今までありがとう。迷惑ばっかりかけてごめんね。」
純一:「何言ってんだ。お前は人の為に一生懸命やってたじゃないか!これからも一緒に居れば・・・」
さくら:「ダメだよお兄ちゃん。アイシアは今、心の底から人の幸せを願って魔法を使ってる。」
さくら:「アイシアは人の想いが分かるようになったんだ。」
えーっ、うそーん!?
アイシアが人の想いを分かるようになったって・・・
こんな単純に改心しちゃって良いのでしょうか?いくら最終話だからってアイシアの性格変わりすぎ、
さくらの言葉も支離滅裂してて理解出来ません。アイシアと関わったせいでさくらのキャラが何か変です。


アイシア完全敗北。そして・・・
アイシア:「ありがとう、純一。」
アイシア:「ありがとう、さくら。」
アイシア:「たくさん迷惑かけてごめんね、ことり。」
アイシア:「大好きだったよ、眞子。」
アイシア:「いつも笑顔いっぱいでいてね、美春。」
アイシア:「サーカス楽しかったね、アリス。」
アイシア:「巫女の修行忘れないよ、環。」
アイシア:「素敵な漫画描いてね、ななこ。」
アイシア:「杉並、工藤、萌、美咲、うたまる。」
アイシア:「そしてありがとう、音夢。」
アイシア:「お祖母ちゃんと色んな街を旅してきたけど、初音島にいた時間はちょっと短かったかな。」
アイシア:「忘れない。初音島の風の薫り。」
純一:「アイシアっ!!」
アイシア:「忘れない。波の音、蝉の声。」
純一:「アイシアっ!!」
アイシア:「さようなら、純一。」
純一:「アイシアーーーっ!!」
アイシア:「みんな、さようなら。」
ぷっあっはははは!!
ここって笑うとこでしょ!!
感動するシーンだったのかもしれないけど、とてもそんな気分にはなれない。
臭い臭い演技臭い。演技臭くて笑いが止まりません。
今更改心してもねぇ。いや改心する以前にアイシアをダメキャラ化してしまった時点で取り返しのつかない事になっていたのかも。
一度悪い印象を与えてしまうとなかなかそのイメージを払拭出来ないというのはこういう事だと思います。
このシーンをつっこむとすればこんな感じでしょうか。
「たくさん迷惑かけてごめんね、ことり。」←ほんとよくもまぁ、ことりを踏み台にして散々利用してくれたものだ。謝れよ。
「大好きだったよ、眞子。」←そんな描写は一度も無かったんだけど?
「サーカス楽しかったね、アリス。」←ここだけだな。共感出来るのって。
「杉並、工藤、萌、美咲、うたまる。」 ←その他諸々扱いでコメント無しと。
「そしてありがとう、音夢。」←はぁ?アイシアに感謝される事なんて一つも無いのに。
初音島にいた時間はちょっと短かったかな。」←アイシアを見てる時間は長かったよ。
「みんな、さようなら。」←自己完結して終わりかよ!
これで感動出来る人が居るのなら凄いです。



そして季節が巡ったある日。鳴り響くウェディングベルに導かれ、
みんなに祝福されて純一と音夢ちゃんは遂に結婚。
よっしゃぁー!!
結婚式EDこそ恋愛アニメの究極の愛の形だよ!!(≧∇≦)
はにはにの二番煎じだって構いません。
こういう恋愛アニメは愛が成就する形で終わるのが一番ベスト。
前作「ダ・カーポ」最終話の無念もようやく晴れます。



はにはにチックな結婚式キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
はにはに結婚式はこちらをチェック。
「結婚式で締めくくるエロゲー原作アニメ、最終話の出来はダ・カーポ君望も超えます。」と
当時私は感想で書いていたんですが、まさかダ・カーポ続編の「D.C.S.S.」で同じようなものを
見せてくれるとは夢にも思ってなかったもので。嬉しくて涙が止まりません。
それに作画が良いのもプラス。何度も言うようですが、「D.C.S.S.」というアニメはこの瞬間を
見せる為のアニメだったんです。
美春:「音夢先輩、素敵です。」
アリス:「綺麗。」
眞子:「悔しいけどお似合いだぞ。」
萌:「羨ましいですわ。」
ことり:「おめでとう朝倉くん!」
暦:「結婚は早い方が良いという人の忠告、ちゃんと聞いてたな。」
工藤:「朝倉、決まってるぞ。」
杉並:「ふっ、馬子にも衣装か。」
環:「お二人とも幸せそう。」
ななこ:「本当ですね。」
美咲:「おめでとうございます!」
みっくん&ともちゃん:「おめでとーっ!」
昭島先生:「おめでとう朝倉くん。」
さくら:「おめでとう音夢ちゃん。」
うたまる:「うにゃぁー♪」
音夢ちゃん、おめでとぉ〜(>▽<)♪
今の音夢ちゃんは最高に可愛いよ!!(≧∇≦)



音夢:「なんだかちょっと照れるね。」
純一:「あーあ。かった・・・ぐふっいててて。」
音夢:「もー。」
かったるいキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
あぁこれだ。これですよ。朝倉純一という男は。その純一を音夢ちゃんが小突く。
D.C.S.S.」の純一はダ・カーポの時と比べて違和感あっただけに、久々に純一らしさを
見たような、朝倉兄妹らしいやり取りを見たような気がします。


美春:「音夢先輩、例のやつお願いしま〜す!!」
ブーケ投げの事は忘れない。さすが美春ちゃんです。



音夢ちゃんの投げたブーケ受け取りたいっ!!(≧∇≦)
ん?音夢ちゃんは俺の嫁なのにブーケを受け取るというのはおかしいな話だな、失敬。



幸せのアイシアマジック!!
音夢ちゃんが投げたブーケを受け取ったのはなんとアイシア
あれから何年経ったのか、どうやって結婚式を知ったのか分かりませんが、
純一と音夢の結婚式に参加してみんなにささやかな幸せをプレゼントします。
ようやくアイシアも役に立つ事が出来たなぁとこのシーンは感心。
最近のアイシアは大嫌いだった私ですが、元は音夢ちゃんの次に萌えていた娘です。もう彼女に対する怒りとかはありません。
アイシアも幸せになってほしいと心から願っています。



黙って行こうとするアイシアとそれをただ1人見守るさくら。
アイシア関係の事になると表情が陰って嫌な役回りさせられたさくらですが、やっと本来のさくららしさを取り戻したようです。
純一:「どこ行く気だい?アイシア。」
アイシア:「純一っ!!」
おかえりアイシア!!(≧∇≦)
結婚式の最中に音夢ちゃんほったらかして何やってんだと純一につっこみたいところだけど、まぁそれは野暮って事でスルーしときます。
純一がアイシアを思い出したという事は他のみんなも思い出したはず。
都合の良い奇跡と言っちゃそれまでですが、みんなの心の片隅にアイシアが生き続けていたから
起きた必然の奇跡だったと言えるのでは無いでしょうか?
アイシアはまた初音島で暮らしていくのか、さくらのように島を出て行って時たま帰ってくるのか、気になるところです。


EDではことりがみっくん&ともちゃんの友情百合関係を取り戻したり、ななこが表彰されてたり、
さくらが再びどこかに行く事になったりと見所満載。第1話の時から気になっていたEDカットの2人は
やはり純一と音夢ちゃんで、恐らく結婚した後に2人が思い出を振り返っているシーンだと思います。



そんなこんなで大団円。
D.C.〜ダ・カーポ〜Ⅱ」への布石は完璧、朝倉音姫ちゃんと朝倉由夢ちゃんは99%の確率で純一と音夢ちゃんの孫です。
そう、物語は一つの区切りを迎えただけ。「D.C.〜ダ・カーポ〜Ⅱ」のTVアニメもいずれやるものだと期待してます。
全体的に見れば不満が多いけど、もうあれこれ言ってもしょうがないので最後はビシっと締めますよ。
音夢ちゃんいつまでも幸せにねっ!!