5周年企画「あの感想をもう一度⑱」これが私の御主人様(第11話) ★★★★★

(C)まっつー椿あす/スクウェアエニックス・御主人様プロジェクト




いずみとみつきちゃんが出て行った事で中林家は義貴と安奈ちゃんの2人っきりに。
義貴の家に残った安奈ちゃんの心情が前回分からなかったので冒頭から見逃せない展開です。
安奈:「この負け犬っ!」
安奈:「たとえ2人っきりだって、私と義貴君が力を合わせれば!」
すっかり元気が無くなった義貴を激励する安奈ちゃん。
安奈ちゃんがわざわざ残ったのは負け犬となった義貴を煽っていずみ達を取り返させる為だったのでしょうか?
それでも納得出来るのですが、この直後の展開によって可能性は低くなります。
安奈:「この家には今、私と義貴君の2人しか居ないんですよ!」
安奈:「たとえ2人だって力を合わせれば・・・」
安奈:「アレ・・・2人っきり・・・」
安奈:「2人っきり・・・」
安奈:「2人っきりっ!!」
安奈:「私と義貴君が2人っきり・・・誰も手が届かないこの一つ屋根の下で・・・」
安奈:「2人っきりーっ!!」
安奈ちゃん気づくの遅いよ!!
今までそれを承知の上で話していたんじゃなかったのかと突っ込みたい気分です。
どうやら前回の謎(安奈ちゃんの心情)は自分に酔いしれていたせいで肝心な事に気づいていなかった模様。
身を引きます宣言もその時のノリだったに違いありません。



安奈:「義貴君とこれからこの家でずっと2人っきりだなんて、生涯最大のピンチが生涯続くようなもの。」
安奈:「こ、来ないでください。私、これでもいずみさんに操を立ててるんですから!!」
安奈:「いやああああっっっ!!来ないでっ!!」
安奈ちゃん可愛すぎる可愛すぎるよっ!!(≧∇≦)
さっきまで義貴を励ましていたというのに、今頃ガクガクブルブルするなんて・・・
その天然さが萌えを引き立てます。
極めつけは撲殺バット。
バットで義貴を殴り飛ばして出て行くとは素晴らしいの一言です。


安奈ちゃんが野獣化してるーーーっ!!
義貴の家を出て行ってから愛しのいずみの元に辿り着くまでの間、安奈ちゃんの身に一体何があったのか。
野良犬になるなんて尋常ではありません。
何者かの陰謀か。それとも安奈ちゃんの血が覚醒したのか。
はっきりした事は分からずじまいでしたが、いずみの匂いを嗅ぎつける為に野良犬になったというのが妥当な線だと思います。
それはそうと誠一郎の女装趣味はマジだったようで、意外に似合ってるのが複雑なところです(^^;)



家に帰った方がいいと言ういずみに安奈ちゃんは猛反発。
いずみの無責任な言葉に我慢ならなくなったのか「本当に尼になりますよ」と言い出します。
尼になるというのは女であることを捨て、伴侶になることを諦めるという意味でしょうか?
そんな馬鹿げた真似をしたら、せっかくの魅力も台無しです。
これでも見て勉強しようよと言わずにはいられません。


安奈:「先に出ていってずるいです。」
安奈:「私の事を置いていって酷いです。」
えー!!前回身を引きます宣言して見送っていたじゃん!!
この娘は一体何を言ってるの?
何を考えているのか分からないよ。
恐らくいずみの心境はこんな感じだと思います。
私もよく分かりません(^^;)
分かっているのは安奈ちゃんがかなりの天然である事実と、見送った時はその場のノリだけで何も考えてなかったという2点だけです。
いずみに猛反発したのはその愛の深さ故。
一時はどうなる事かと心配しましたが、その後はいつもの安奈ちゃんに戻っていたのでホッとしてます。



ポチ暴走!みつきちゃんを連れてどこに行く!!
いずみ達が中林家を出て行ってから元気無くなったのは義貴やいずみだけではありません。
ポチもまたその1人(1匹)です。
自分の気持ちに素直になれない義貴やいずみと違い、みつきを連れて義貴の家があった場所に
向かうなどポチは現状に我慢ならない事を行動で示します。


義貴・・・お前破産してたのかよ!!
ポチやその後を追って来たいずみ達が見たものは今にもクレーン車で取り壊されそうな義貴の家の現状。
その場に居たお嬢様の杉田多可美@川澄綾子曰く、屋敷は二束三文で売られていたそうです。
義貴の破産や失踪を目の当たりにして愕然とするいずみに対して勝負を持ちかける多可美。
「勝負しましょう」という台詞が専売特許だったみつきちゃんは出し抜かれたばかりか、自らが賭けの対象になってしまいます。
みつきちゃんなら真っ先に「勝負しましょう」と言って楽しむはず。
いつものみつきちゃんらしくなかったのは、元気の無い姉やペットを見て堪えるものがあったからかもしれません。
みつきちゃんの心情も気になるところです。


残すところ後1話。
義貴は破産して失踪して自殺しちゃったっぽいですが、奴は地獄からでも生き返る野郎なので心配はしてません(^^;)
問題はいずみ達(特にいずみ)がこれからどうするのか、どんな結論を出すのかという点。
その点に注目しながら見ていこうと思います。