今日のD.C.S.S. ★★★☆☆




他のエロゲー系アニメが誰EDになるか騒がれている中、大筋の方向性が定まっている「D.C.S.S.」は貫禄十分。
さすが前作から続いている作品と言いましょうか。魔法の価値観を巡るアイシアとさくらの戦いは
主人公を巡る泥沼の争奪戦の一歩先を行っているとみて間違いありません。
それを証明するかの如く、ここ最近の音夢ちゃんの良妻ぶりは他の追随を許さないものがあります。


音夢看護学校に行った設定が生かされていたのと同様、さくらも教員免許は取っていた様子。
D.C.S.G.」のように教師さくらになれる条件は揃っているものの、残り話数からしてそれを見れる可能性が低いのが残念なところです。


日頃サボっていた宿題を今頃になって取り組む純一は相変わらずのヘタレぶり。
「SHUFFLE!」の稟と違って純一はヘタレ(それでも前作はいくらかマシだったけどなぁ)だと分かっているのでさほど気にはなりませんが、
サポート部隊のみんなの気持ちに答える気があるのなら土壇場まで追い詰められてから宿題をやり始めたりはしないと思います(^^;)
鳴海孝之ほど酷くは無いですが、純一の好感度は下がっていく一方です。



天使さくらVS悪魔アイシア!!
アイキャッチもその雰囲気が出てて良いね!!
デス種OPのキラVSシンのように、さくらVSアイシアの画像を作ってみようと思ったんですが、
どうやら私では無理みたいなのでアイキャッチだけ載せておく事にします。
誰かさくらVSアイシアの画像を作ってみようというチャレンジャーは居ませんか?
音夢=キラ さくら=アスラン アイシア=シン
この構図がピッタリ合うし、ネタ的に面白そうなので(^^;)



桜の木を復活させようとするアイシアを見かねたさくら。
さっそくアイシアに忠告するのは良いものの、さくらはまだアイシアの事を甘く見ているというか油断しているような・・・
こないだはちょっと言葉足りなかったって、アイシアのような分からず屋を分からせるのにあの程度では言葉足らず以前の問題です。
さくら:「この木はボクが枯らせた。今の君がどんなに頑張ったところで決して元には戻らない。」←油断大敵だよ。
アイシア:「純一と音夢はこの木の下で仲直りしたんですよ。私がそう願ったから。」←つまり私の力で純一と音夢を仲直りさせたと(ry
アイシア:「この木自体に宿る本来の魔法さえ残っていれば・・・。」←本来の魔法がどんなものか知らないくせに。
さくら:「あの二人なら放っといたっていずれは仲直りしたさ。魔法の力なんて借りなくてもね。」←うんうん、まさにその通りだね。
魔法の力を過信するアイシアに対してさくらは誤解を解こうとするものの、肝心のアイシア
魔法は素晴らしいものだと主張するだけでちっとも話を聞き入れようとしません。


さくら:「ボクが魔法を危険だと言ったのはまさにその事なんだ。」
さくら:「魔法は確かに便利なものだけど、その力に頼りすぎるとすべてが魔法のおかげだと錯覚を起こす。」
さくら:「人々は努力する事を忘れ、魔法だけをあてにするようになってしまう。」
さくら:「魔法とはあくまで人の願いを叶えるお手伝いをするもの。」
さくら:「本当に願いを叶えるのは決して魔法そのものの力ではない。」←そうだそうだ!もっと言ったれ!!
さくら:「だから初音島の桜にまつわる不思議話ももうお終い。」←おいおい!ここで終わってもアイシアは理解しないぞ。
魔法が危険なものであると話す事自体は悪くない。
さくらが言っているのはもっともな事だけど、アイシアに言うべき話は他にあるのでは無いでしょうか?
アイシアには2年前の出来事を話さなきゃダメだって!!
分からず屋の単細胞には2年前の初音島で何が起きたのか・・・
自分(さくら)が純一の事を好きだったがために音夢ちゃんが死にかけた出来事を
話すべきだと思います。そうでもしないと大切な事を話したって意味が無いです。



アイシア:「嘘だ・・・そんなの嘘だーっ!!」←アイシア発狂しちゃったよ(^^;)
さくら:「嘘?一体何が・・・」
アイシア:「だってそうじゃないですか!」
アイシア:「さくらだって本当は純一の事が好きなのに、純一を音夢に取られたまま
平気なフリをして!」←2年前の戦いとか何も知らないくせに偉そうな事を言うんじゃねえよ、この小便娘がぁ!!
純一:「と・・・取られたって・・・」
アイシア:「魔法は多くの人を幸せにするものなのに、さくらは自分の想いが叶わなかったから、
そうやって自分の気持ちをごまかしてるんだ。」←勝手な解釈した挙句、思い込んでるんじゃどうしようもないね┐(´-`)┌
アイシア:「だから魔法の事を悪く言うんだ。」←さくらの話を全く理解してない。
さくら:「アイシア、いつボクは魔法を悪く言った?君はまだそんな事を・・・」
さくら:「確かにボクの想いは叶わなかった。それでもボクはお兄ちゃんが好きだ。」
さくら:「だからこそ今では音夢ちゃんとの幸せを心から願ってる。」←今では音夢ちゃんとの幸せを心から願ってる。さくら最高だよ!
さくら:「その事と魔法は関係ないし、ボクは今のままで十分幸せなんだ!」
さくら:「それが君には分からないの?」←自分の幸せを赤の他人に否定されたくはないわな。
アイシア:「分かりません!報われない想いにどんな意味があるっていうんですか!?」←だからそれはその人の事情によるだろ!!
アイシア:「それじゃ人を幸せにするばかりで誰からも想われなかった私のお婆ちゃんはどうなるの!?」←そんな事は無いと思うけど。
アイシア:「純一を想うばかりで報われないみんなの気持ちは!?」←余計なお節介なんだよ!!
さくら:「だからって人の気持ちは変えられない。ボクはお兄ちゃんの決断にも自分の気持ちにも納得してる!!」
さくらVSアイシアの直接バトルは最高潮!!
魔法の本質を知っているさくらが有利と思いきや、アイシアの抵抗も意外に激しく
この前さくらがポロリと言ってしまった一言をアイシアが言った事で形勢は逆転してしまいます。


アイシア:「嘘だ、だったらさくらはどうしてその姿でいるんですか?」
アイシア:「本当はまだ純一の事が諦めきれないんだ。だから昔のままでいたいんだ。」
アイシア:「それがさくらの本心なんでしょう?違うんですか?」
アイシア:「偉そうな事言ってさくらはずるい!」」←出たあああっ!!ダ・カーポの十八番「ずるい」発言(^^;)
アイシア:「それに引き換えお婆ちゃんやみんなは・・・」
アイシア:「私は間違ってなんかいない!さくらなんかに一体何が分かるんだ!!」←さくらの事を思いっきり貶してるな・・・
さくら:「ずるい、ボクが・・・これが・・・ボクの本当の気持ち?」←アイシアに釣られてDQN化するわ、逆に追い詰められるわ・・・
アイシアに逆問い詰めされてどうするよ!!ヽ(`Д´)ノ
まさかアイシアごときにさくらが負けるなんて・・・。
予想外の大どんでん返し。自己中で思い込みが激しくて人の意見を全く聞こうとしない
アイシアが真っ当な意見を述べていたさくらに勝ったんです。
これでもうアイシアの暴走を止められる人物は誰も居ません。
さくらでも勝てなかったアイシアにヘタレ純一がどうこう出来るはずもなく、
魔法の事をあまりよく知らない音夢アイシアの暴走を止められるとは思えません。
さくらを言い負かしたアイシアがこのまま暴走して桜の木を復活させようとする事は確実。
桜の木が本当に復活してしまったら初音島に、純一×音夢やその周辺にどれほどの災いをもたらす事やら(^^;)
アイシアデスノートで始末しないとっ!!
そうでもしないとアイシアはこのアニメを壊しかねない!!
名和監督は宮崎前監督の物真似がやりたいのでしょうか?
修羅場にするのもキャラを壊すのも私は好きですが、ただの二番煎じでは面白味が無いし、
アイシアをここまで嫌な女の子(純一と音夢を仲直りさせた心温まるエピソードも台無し)にしてしまった事については不満でなりません。
宮崎前監督の物真似しても所詮それ以上にはならないので、前作の音夢VSさくら以上の展開を名和監督に期待したいと思います。