先週の舞-乙HiME ★★★★★



舞-HiME」直伝、バトロワ鬱展開やっちまったよ最高だ!!
すげえ、すげえよ、マジで凄すぎる。何この「舞-HiME」と思ったくらい見事な再現。
第17話と言えば「舞-HiME」のバトロワ鬱展開が始まった話数と同じなんです。
D.C.S.S.」も前作「ダ・カーポ」を意識して同じ話数でさくらを復帰させ、さくらVSアイシアの修羅場を始めてましたが、
修羅場の再現率は「舞-乙HiME」の方が上だと思います。これも同じスタッフだからこそ、なせる業なのではないでしょうか?



いつものエルスちゃんじゃないっ!!
冒頭から気づいた人は鋭いです(普通気づくだろ!!
エルスちゃんがおかしい。表情が暗くなっているのはもちろん、
自分の手を見つめたり、タイミングを見計らったようにアリカ達の前に
現れたりと今回何かしでかしそうな不安を感じさせます。



五柱使えねーーーっ!!
ナツキはやっぱりヘタレか!!そう思った人は私だけでは無いはずです(^^;)
スレイブの大群を従えたシュバルツの侵攻。肝心な時に何も出来ないなんて・・・
システムを弄られただけで何も出来なくなる五柱なんて底が知れてます。
そんな五柱とは正反対に騒動を引き起こした張本人ジョン・スミスと戦う為に蒼天の青玉を使って
マテリアライズしたアリカちゃん最高!!五柱を拒否した舞衣といい、ヴィントブルーム王と契約していたレナといい、
独自のマスターを持つマイスターオトメの方が強くて役に立つのではないでしょうか?
今回それが見事に証明されたような気がしてなりません(^^;)
アリカちゃんはマシロちゃんのマイスター百合オトメ!!
シュバルツの侵攻、アルタイの自作自演に対抗出来るのは今現在アリカちゃんとマシロちゃんのコンビだけです。



そ・・・そんなぁ・・・ねえ嘘だと言ってよ!!
エルスちゃんがシュバルツだったなんて!!
前回の話で黒い手紙を受け取ったガルベローベの生徒はエルスちゃん?
それはまだはっきりしてないものの、エルスちゃんがシュバルツの一員でスレイブを呼び出して
アリカちゃん達に襲い掛かるなんてショック・・・素晴らしい。「舞-HiME」チックな修羅場展開を始めるのならこうでなくてはなりません。



スレイブ巻き巻き、シュバルツ巻き巻き・・・
シホちゃんの見せ場これだけかよ!!
相変わらずシホちゃんの扱いひでえ。「舞-HiME」のバトロワ鬱展開はこの娘・・・宗像詩帆が中心だったと言ってもいいくらいなのに。
物語の中心人物の1人として舞台に上がる事もなく、ギャグキャラのままで終わってしまうのは勿体無いと言わざるをえません。
しっかしトモエは本当に使えないな。どこまで足を引っ張るつもりだと。
シズルが生身でもそれなりに戦っていたというのに、トモエはあっさり捕まってダメダメです。
こんな時アカネお姉さまが居たらどうなっていただろう?少なくてもシホやトモエよりも使えただろうけど。
アカネお姉さまとミーヤは居なくなって良かった気もします。この騒動に巻き込まれずに済んだわけなので。



やっぱりナギが黒幕か!!
舞-HiME」の時は凪をぶちのめせなかったのが心残りだっただけに、「舞-乙HiME」ではナギの野郎をぶちのめしたいです。
一方の黒曜の君・・・黎人はラドとしてアスワドに居るので、今作では倒すべき敵にはならないと思います。


エルスちゃんの輝ける瞬間。
黒い手紙によって洗脳された連中と違ってエルスちゃんは自我を持ってアリカちゃんに攻撃しているのが悲劇的で良いです。
アリカちゃん絶体絶命のピンチを救ったのは予想通りセルゲイ。そして明かされるミスター・ポピットの真相。裏切られたニナの変貌。
エルスちゃんがアリカちゃんを攻撃するだけでも超展開なのに、ニナまで黒くなるなんて・・・
バトロワ鬱展開の真髄はまさにこういう超展開の連続にあると言っても過言ではありません。
アリカちゃんにしてみれば好きだったセルゲイがミスター・ポピットのおじさまで、
しかも自分の命を体を張って救ってくれた事に感激しているんじゃないかと思います。
ニナちゃんにしてみればセルゲイに裏切られた事でセルゲイを奪ったアリカに対して憎しみの
憎悪を燃やして美袋命&宗像詩帆化したような感じです。セルゲイは自身のオリジナルと思われる
楯と同じ運命を辿ってます。自分の目の前で愛する者達が戦うという現実を。



ニナ:「どうして・・・どうして、どうして貴女が居るの?貴女さえ居なければ!!」
アリカなんか死んじゃえばいいんだー!!
「どうしてお兄ちゃんを好きになっちゃったのよ!!」という詩帆や殺意の波動に目覚めた芙蓉楓と被ります(^^;)


アリカ:「ニナちゃん!なんで?どうしてこうなるのよ?私達友達でしょ!」←セルゲイ寝取られたからだよ!
ニナ:「うるさい!あんたなんか!!」←死んじゃえばいいんだー!!
エルス:「ダメーーーっ!!」
ちょ・・・おま・・・自分だってアリカに散々攻撃してたじゃん!!
何?アリカちゃんをいたぶるのは良いけど、本気で殺そうとするのはダメってこと?
エルスちゃんにそうつっこみたいけど、この場面でそれを言うのは野暮というものです。
なんだこの「舞-HiME」展開は!!
本気で殺そうと斬りかかったニナからアリカを身を呈して救ったエルスちゃん。
同じようにアリカを庇ったセルゲイはピンピンしているのにエルスちゃん(正確にはエルスちゃんのスレイブ)が斬られて
エルスちゃんが消滅するなんて・・・彼女はいらない子だったからでしょうか?
いやそうじゃない。バトロワ鬱展開を始めるにはどうしても犠牲者が必要。
犠牲者はそれなりに主人公と馴染み深いメインキャラじゃないとならない。
セルゲイにはまだ役割があるので今ここで死なせるわけにはいかない。
そんな大人の事情からバトロワ鬱展開開幕の犠牲者に選ばれたのがニナ、マシロちゃんに続いて
メインキャラであり、アリカちゃんの親友エルスちゃんだったと・・・彼女がうってつけだったと思います。
エルス:「ごめんねアリカちゃん・・・ニナちゃん・・・」
エルス:「本当はね、科学とかそんなの・・・ただ戦いが無ければみんなとずっと一緒に・・・」
アリカ:「エルスちゃん!!」
ニナ:「エルス!!」
エルス:「嬉し・・・かったの。友達・・・だから私・・・」
エルスティン・ホー消滅。まるで舞-HiMEのように・・・。
うわーん、エルスちゃんが消えちゃったよー!!(>_<)
バトロワ鬱展開に悲劇は付き物。この程度で悲しんではいられない。これから消滅するキャラは
もっとたくさん・・・そういう鬱展開になってくれないと前作の壁を乗り越えられません。
D.C.S.S.」のように前作「ダ・カーポ」と似たような修羅場展開を始めて結局その壁を乗り越えられずに終わるか、
乗り越えて前作以上の作品となるか、
今回の第17話は「舞-HiME」の第17話(バトロワ鬱展開の開幕)と引けを取らない展開だっただけにその真価が問われます。



キタキタキタキタキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
アリカVSニナはまるでキラVSアスランかシンだよ!!
昨日の友は今日の宿敵。エルスちゃんの消滅によって切って落とされたバトロワ鬱展開。
エルスちゃんを消滅させたのがニナである以上、誰かを憎むという事を知らなかったアリカちゃんもマジです。
怒り狂ったアリカちゃんはマジでニナを殺りにかかってます。これもナギやジョン・スミスのシナリオ通りだというのなら相当なもの。
ひょっとすると本当に「舞-乙HiME」は「舞-HiME」世界の未来の話なのかもしれません。
シアーズ財団は未来でもまた騒動を起こすとか言っていたので、ジョン・スミスの行動はそれに関係しているのではないでしょうか?
ナギにしても炎凪が不老不死だとしたら・・・二三さんや真白様まで出てきそうな雰囲気なので予断を許さない状況になってます。
今後の展開として考えられるのはアリカちゃんやマシロちゃん、それに合流したナツキとナオ達は
ユキノとハルカの居るエアリーズ共和国に向かうのではないかと。
ガルベローベとヴィントブルーム国が堕ちた今、全面的に味方となってくれる国はエアリーズ共和国くらいなものです。
そこから巻き返しを図るのか、盛り上がってきただけに次の話も気になって仕方ありません。