先週のザ・サード 〜蒼い瞳の少女〜 ★★★★★

(C)2006ザ・サード製作委員会




長かった道のりもついにフィナーレ。有難う妖精さん!!
ミリィはようやく本当の笑顔を取り戻したよ!!(≧∇≦)
ミリィ:「ねえお兄ちゃん。ほのちゃんのこと好き?」
ミリィ:「私は好き。こんなに優しいのにこんなに強くていつも一生懸命で。」
ミリィ:「どうしてなのかなぁ。自分の事じゃないのにどうしてこんなになるまで頑張れるのかな?」
ミリィ:「頑張っちゃダメなのかな?ほのちゃんみたいに私がなりたいって思ったらいけないのかな?」
「ほのちゃんのようになりたい」と願い続ける少女が悩み苦しんだのは自分の生き方。
キャパ以上の事を望み背伸びして頑張るも自分の無力さを知るたびに心は壊れていくばかり。そんな少女が妖精やカムイに導かれたのは
ツキカゲトンボが光の乱舞を踊る神秘的な場所・・・ツキカゲトンボという儚い生命が一生懸命生きようとする姿を見て少女は涙します。


火乃香:「笑ってくれたねミリィ。」
ミリィ:「ほのちゃん・・・?」
ミリィ:「ほのちゃーーーんっ!!」
火乃香:「命が舞っているの。みんなが生きたいと思って。だから綺麗で悲しくて。ずーっと見せたかったんだ。ミリィに。」
ミリィ:「ありがとうほのちゃん。ほんとにほんとに嬉しいよ。ほのちゃんとカムイのおかげ。」
うおおおおおっ!!めっちゃ感動して泣いてもぉたぁ!!
この場に火乃香が幽体離脱チックに現れたのが空気読みすぎですごく(・∀・)イイ!!これが奇跡というやつでしょうか?
奇跡は待っているだけじゃやってこない。火乃香がミリィに光景を見せたいと強い意志で願い続け、
妖精やカムイが純粋な2人の為に力を貸したからこそ、この奇跡を起こす事が出来たんです。くぅー痺れるー!!



ツキカゲトンボの姿、そしてイクスの言葉によってミリィは火乃香の強さ、自分がなりたかった人の本質にようやく気づきます。
イクス:「もし誰かを助ける力が無いとしても、見守り、一緒に居てあげる事は出来る。」
イクス:「それが見守られる者にとって大きな力になる事もあるのです。」
イクス:「火乃香さんがミリィの立場ならそうするはずです。決して無理をせず自分らしく。」
イクスのくせに生意気な、説得力ありすぎじゃないか!!
結局これなんだよな。ミリィに気づいてほしかった事は。ミリィはミリィらしく自分に出来る事を精一杯やればいい。
そうする事がミリィだけじゃなく火乃香の為にもなるし、火乃香に近づく一歩にもなる。
大好きなほのちゃんを心の底から応援してあげる事、見守ってあげる事も大切なんです。イクスの言葉は決定打になっただけで
ミリィはツキカゲトンボの姿を見た時から大切な事に薄々気づいていた模様。で無ければ下のような言葉は出てこないと思います。
ミリィ:「私は妖精さんやカムイを助けてあげたい。」
ミリィ:「私、ほのちゃんが好き。ほのちゃんと一緒に居たいし、ほのちゃんが傷つくのも絶対に嫌だよ。」
ミリィ:「でも、でもね。ほのちゃんはほのちゃんだから。ほのちゃんらしいほのちゃんが好き。だから・・・」
玉青ちゃんに続くガチ告白に俺の心はずっきゅ〜ん!!
俺もミリィらしいミリィが好きだから!!(≧∇≦)
自分の信念とミリィの愛の告白に突き動かされた火乃香は妖精とカムイを狙うレオンと再び対峙。そしてレオンを撃破。
あのレオンを研ぎ澄まされた一閃で倒す事が出来たのは言うまでもなくミリィのおかげ。
彼女の心からの応援が火乃香に伝わったから勝てたんです。
火乃香:「ありがとうミリィ。」
ミリィ:「え?私何も・・・やっぱり何も出来なくて・・・」
火乃香:「ずっと分かってたから。ミリィが見守ってくれたこと。分かってたから私、戦えた。」
うんうん。ガチ百合な様子が伝わってくるよ。それにしてもPSPはホント使えねえな。もはやギャグとしか思えんw


今回の件を通じてミリィはようやく本当の笑顔を取り戻した様子。
これはほのちゃんのお守りにならないと大人の玩具・・・銃を捨てたシーンは感動せずにはいられません。
ミリィ:「ほのちゃん、これ返すね。」
火乃香:「どうして?」
ミリィ:「ほんとはね、お守りのつもりだったの。これを持ってたらほのちゃんと一緒に居る気持ちになれるかなって。」
ミリィ:「でもやっぱりこんなのじゃ、ほのちゃんの代わりになんてならない。」
火乃香:「あったりまえじゃん!!」
ミリィ:「ツキカゲトンボ、覚えてる?」
火乃香:「一緒に見てた?」
ミリィ:「やっぱり!あの時一緒に居てくれたんだね!!」
火乃香:「いつだってそうだよ。だってミリィもいつも私と一緒じゃない。知らなかった?」
ミリィ:「ほのちゃん・・・大好きだよっ!!」
キ・・・キ・・・キ・・・キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
ミリィたんとほのちゃんは心と心が繋がった真の百合!!
そんな2人が俺は大好きだああああ!!
感動のグランドフィナーレ。ミリィとほのちゃんの百合は永遠に。「ザ・サード」最高!!
もう思い残す事は何もありません。ミリィの為に「ザ・サード」を見ている私にとっては今回が感動の最終回だったといえます。
今回の結末がこのアニメに出来る限界だろうし、それに次回以降ミリィの出番無くなりそうだしね・・・。