今日のDEATH NOTE ★★☆☆☆

(C)大場つぐみ小畑健/集英社・VAP・マッドハウス・NTV・D.N.ドリームパートナーズ




原作通り!な展開をオリジナル演出で巧くアレンジ。
比較的良くても盛り上がらないのは月の人が原因か!?
レイ・ペンバー殺しの核心に迫り、偽名を使う南空ナオミをどうやって始末するかが今回の注目点だったわけですが・・・
月の勝利宣言「キラだから」以降のラストはオリジナル演出で巧くアレンジされていて思わず感心。
神懸かった演出に度肝を抜かれたものです。原作では最後まで曖昧だったナオミの死。ナオミ生存説を完全否定するかのような
ナオミの表情変化や死刑台に死に急ぐ描写(月がキラだと分かった瞬間の絶望的な表情→ノートの力で死んだような目に)
特にこの辺り、ナオミの目の光が失われていく瞬間が素晴らしくて頭から離れません。一方で、彼女の本名を何がなんでも
突き止めなくては!と必死になるはずの月が中の人の演技力不足で必死に見えず、説得力も無かったのが残念な所。
今回の月はさ・・・それこそ猫に仮面を奪われて素っ頓狂な声をあげたルルーシュくらいの必死ぶりを見せなきゃダメなんよ。
原作の月>ルルーシュ>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>アニメの月
これだけ差があるんだけど、今後の展開で縮める事って出来るのかな?黒月が普段の月より黒くなきゃ話にならないから・・・。