Fate/Zero #16「栄誉の果て」 ★★★☆☆

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加速する聖杯戦争、マスターの実力有無が勝敗を決める。
右手切断ソラウ退場劇の痛々しさも序の口に過ぎない!!
「私の右手・・・無い!?アレが無いと駄目、ディルムッドを呼べない。ディルムッドに構って貰えない。右手右手右手ーッ!!」
Aパート開始早々、舞弥によって霊呪がある右手をぶった斬られてしまうソラウ。舞弥の仕事人ぶりが見事と言うべきか、あっさり捕縛に
成功します。切断された痛さじゃなくランサーとの繋がり(霊呪)を無くして発狂するソラウが病んでてすごいよね。まだ死なせるわけには
いかないと止血して人質の完成。切嗣の銃口が向いた時は体がボロボロで意識失ったままだったのを見るに、ケイネスの居場所を聞き
出す為、舞弥による尋問という名の拷問が行なわれたと思うと興奮せずにいられません。そんな事とは知らずケイネスは教会で霊呪の
報奨を得るや璃正を射殺。魔術師が銃か・・・堕ちたもんだな。いや、切嗣の犯行に見せる為。プライドを捨てるほど余裕が無さそうです。
ケイネスより一歩も二歩も上手な切嗣の行動。ソラウが人質に取られた事を知るや、守れなかったランサーにケイネスは言いたい放題、
激しく罵倒します。何1つとして噛み合わない2人の会話。価値観が違い過ぎるというか、ランサーは騎士道を重んじてるばかり。大抵は
ケイネスが正論だけに複雑です。作戦を知らされず切嗣の思い通りにセイバーVSランサー最後の戦い開始。戦うって気持ち良いよねw
2人の爽やかバトルは苦笑せざるをえません。セイバーよりもソラウ救出が最優先だというのに!!これではケイネスも切嗣も切れるさ。



戦いを覗き見てたケイネスの前に現れた切嗣は人質のソラウとケイネスの命を交渉材料に自己強制証文(セルフギアススクロール)を
用いて全ての令呪を費やしたランサーの自害を要求。アーチボルト家の名誉かソラウの命か渋るケイネスに「はよ」とばかり迫る切嗣の
鬼畜さときたらそりゃもう。あれだけの事をされてもなお、寝取られた女を心配するケイネスは本当にソラウが好きだったんだと思います。
自害せよランサー。あのイケメンを狂わせる非情なる最期。
そしてケイネスとソラウを殺るわでとんでもなく震えるぜ!!
あの状況下ではとっくにケイネス詰んでたよな・・・ボロボロのケイネスに契約の「書かれていない事」を気にする事も、令呪でランサーに
切嗣を襲わせる余裕も無く切嗣に乗せられてランサー自害へ。何もかも絶望したランサーは死ぬ間際、無念と怒りが満ちまくった表情で
周囲を呪って逝きますが、結果的にその通り殆どが不幸に死ぬので皮肉なもんです。息つく間も無く舞弥によるケイネスとソラウの射殺。
タバコ吸うのが撃ての合図だったんだろうね。契約で手出し出来ない自分の代わりに前もって指示してた舞弥に後始末とは切嗣さすが。
己の信念を貫くだけ。外道過ぎて逆に清々しさも・・・。死ねなかったケイネスをせめてもの情けと介錯したセイバーは怒りを切嗣に爆発。
さすがのアイリも今回ばかりは完全にセイバーを擁護します。怒ってる人妻可愛い!!聖杯戦争的にこれまた切嗣が正しいんだけどな。
何せ切嗣の中ではセイバーは無能。非情にならなくては到底綺礼に勝てないです。マスターの実力有無が左右するってよく分かったよ。
説明の義務を求めるアイリには優しい切嗣。決して相容れないのを強調するかのようにセイバーを無視して事の顛末と願望を話します。
切嗣はルルに似てなくはないさw ランサーが逝った事でアイリ死亡フラグも加速して次回。ロリ凛ちゃん再登場も嫌な予感しかしません。