先週のサムライチャンプルー2ndシーズン ★★★★★




オサレバトルで盛り上がったこのアニメもいよいよ最終話。
クライマックスというだけあってムゲンとジンとフウちゃん、
それぞれの視点で白熱した展開が繰り広げられてます。


因縁の相手である馬之助と死闘中のムゲン。
ムゲンが苦戦を強いられたのは馬之助が強いのではなく、馬之助の鎖鎌が原因です。
鎖鎌の長いリーチにムゲンはどう反撃するのか。
ムゲンが取った行動は繰り出される鎖鎌を避けつつ攻撃の機会を見計い、奥の手として用意していた飛び道具で一発狙い。
発想は良かったものの、馬之助に避けられ仕留め損ねます。
そこからはお互い一歩も引かず大接戦。
鎖鎌を繰り出す馬之助とそれを避けながら反撃を狙うムゲンの死闘は細かいところまで演出されてることもあり、目が離せません。



ヒマワリ侍・・・霞清蔵に会うことが出来たフウちゃん。
自分と母親をほったらかしにして居なくなった父親を一発ぶん殴ろうと思って江戸からやって来たのに、
当の清蔵は床に伏せていて今にも死にそうな状態。
フウちゃんの震える声や表情が痛々しいです。


そんなフウちゃん達の所に来た刈屋景時は空気など読んでないとばかりに容赦なく任務を遂行します。
景時最悪!お前には血も涙も無いのかっ!!
馬之助に殺されかけたと思えば、今度は景時に命を狙われて・・・
最近のフウちゃんは災難続きで可哀想です。
光と水のダフネのマイアや爆裂天使のメグ以上に不幸街道まっしぐらかもしれません。
なぜ2人を挙げたのかは昨年の日記を参照。
これでやられる結末なら救いようが無いけど、間一髪のところでジン登場。
ジンかっこいい!!
ジンは捨て身の最終奥義で景時を見事打ち倒します。
自分を斬らして相手を斬る。
まさに最終奥義といえる技です(^^;)
本来の実力なら景時の方が上。
それでもジンが勝つことが出来たのは強運に恵まれていたのと、絶対に負けるはずが無いという油断が
景時の中に僅かながらあったんじゃないかと思います。



ムゲンと馬之助の戦いはムゲンが鎖鎌の性質を利用した戦法を使って勝利。
頭脳プレーは今までに無い戦い方。
フウちゃんやジンの影響か、沙羅の影響か・・・ムゲンは確実に成長していたみたいです。
今までのムゲンならきっとがむしゃらに剣を振り回していただけだと思います。
ムゲンもジンも不死身かよ!!
ジンは景時に二度も刺されたのにも関わらず急所が外れていたということで一命を取りとめ、
馬之助の兄の自爆に巻き込まれたムゲンもなぜか死んでません。
・・・そんなわけで、ムゲンとジンは不死身の聖闘士なんじゃないかと(^^;)


長かった3人旅もついに終着点。
ムゲンとジンの戦いは結局引き分けという事でお互い納得したみたいです。
最後は3人別々の道を選んで幕を閉じるという終わり方。
なんでそこで別れるんだよ!!
戦いの後に確かめ合った絆もこれじゃ台無し。
また3人で歩み出すという結末を期待してただけに少し残念に思います。


そういえば、最後まで気になっていたことが一つ。
フウ:「だってムゲンの奴が・・・」
フウ:「ごめん、ごめんね。」
フウちゃんがこの後何を言ったかは結局明かされないまま?
まぁ、ムゲンの事が好きと言ったんだと思いますが(^^;)