今日のわがまま☆フェアリー ミルモでポン!ちゃーみんぐ(最終話) ★★★★★




うわあああああああああああ・゜゜・(>_<)・゜゜・。
最終話を見るまでは何とも無かったのに、見終わった今はこれまでの話が走馬灯のようによみがえって感動と寂しさでいっぱいです。
ちょっと振り返ってみると2002年から始まったミルモの無印は土曜朝の少女アニメの一角となり、
話が進むにつれてライバルの「満月をさがして」、「東京ミュウミュウ」と差がつき始めます。
期待度からいえば満月の方が上だったんですが、声優が微妙だったり、時間帯が悪かったのが人気が出なかった敗因かもしれません。
ミルモは当時、作風から「だぁ!だぁ!だぁ!」のパクリ、2番煎じだと思っていたもので
殆ど期待してなかったんですが、実際見てみるとこれが面白いのなんのって。
「出会いはレモンパイ♪」から始まるOPは本当に素晴らしかったです。


妖精楓はオメガ可愛すぎるよもう最高!!(≧∇≦)
最終話でも狙ったかのように出てきましたが、本当に妖精楓は可愛くて可愛くて愛おしい。
この「ミルモでポン!」シリーズの象徴と言うべき存在で、妖精楓が居なければここまで盛り上がる事は無かったと思います。
そしてガイア族との繋がり。
ガイア族が妖精界の掟を変えてもいいのかと今回の話でつっこみたくもなりましたが、
楓とミルモがお互いを思いやり協力して妖精界の危機を何度も救って来た事を考えれば
ガイア族の言うように人間と妖精の交流を見つめ直して良いのかもしれません。
妖精楓以外で楓の魅力として挙げられる「ミルモミルモンプリクリム♪」のマイクが最後見れなかったのは少し残念な所。
思い返してみれば思い返すほどあの頃(無印〜ダアク編クライマックスまで)の感動が忘れられない私です。



何なんだ・・・この即席バカップルはっ!!
住田とはるかの乗り換えの早さに思わず苦笑。
恋が実らず残りものとなった2人がくっつく展開は考えられなかったわけではありません。
ただついこの前まで住田は楓、はるかは結木の事が好きでしょうがなかったくらいなのに、
失恋したらすぐに別のフラグを立てるのは本当に恋をしていたのかと疑いたくなるほど早すぎます。
まるでアスランからシンに乗り換えたルナマリアみたいな・・・
クライマックスで一気に詰め込んだのが原因と思われますが、ママレードボーイの
銀太×亜梨実のようにフラグに至るまでの経過が欲しかったところです。


楓と結木の関係を認めても安純は変わらず。
安純らしいといいましょうか、失恋しても普段の自分を見せる事で楓達に気を使わせないようにしているのがよく分かります。
残念ながら安純の願いは叶いませんでしたが、このまま終わる彼女とは思っていません。
いつか別の願いが見つかってそれが叶うものと信じてるし、今回のミルモのようにヤシチが
妖精では無い別の何かになったとしても安純なら見つけ出せるはずです。


松竹くん頑張れっ!!
松竹くん・・・失恋したショックで少し壊れちゃったような感じが(^^;)
松竹くんを見てると痛々しくて哀れに思えてくるので1日も早く本当の意味で吹っ切れてほしいなぁと思ってます。
楓じゃなくても松竹くんにふさわしい女の子ならたくさん居ると思いますよ。現時点でその筆頭なのは梅園桃ちゃんでしょうか。



楓と沙織の百合がまた見たかったのにっ!!
ミルモでポン!」シリーズの最終話なら今までの名シーンが回想で流れたり、後日談として出てきてもおかしくない。
沙織やアクミが最後出てくると思っていた(そうあって欲しいと願っていた)私としては回想も後日談も無かったのは残念でなりません。
(楓がウサギとなったミルモに沙織の事を少しだけ触れていたのは唯一の救いですが・・・。)
なぜ沙織やアクミが出てこれなかったかというと、スポンサーが変わってしまったため。大人の事情で出せないのは歯がゆくて仕方ないです。
ちゃーみんぐの最終話としては文句無しの出来。ミルモシリーズの最終話としては不満。
涙が溢れるくらい感動したものの、満足度が限界突破しなかったのはその辺りが原因となります。


ミルモを忘れないように必死で頑張る楓にめちゃ感動!!
ミルモが妖精の姿に戻って楓と再会したシーンも凄く良かったけど、それ以上に私の脳裏から離れないのはこっち。
結木くんの前で楓が妖精を否定してしまったシーンやその後ミルモの事を思い出した楓が
もう2度と忘れるものかと必死に頑張っていたシーンは切なすぎて胸が張り裂けそうになったものです。
以前にやった似たような話(ミルモでポン!シリーズ第102話「さよならミルモ…あっ!」)以上の感動に浸ってます。



ミルモと楓は最高のベストパートナー!!(≧∇≦)
どんな苦難も2人なら乗り越えられる。
お互いを必要とするいわば愛以上の絆がミルモと楓の2人にあると言っても過言ではありません。
だからこそ哀れなウサギの姿からミルモは元の姿に戻れたんです。
これから何年、何十年ミルモと楓が一緒に居るのかは分かりませんが、たとえミルモが妖精界に
帰っても2人の絆は変わらないものと信じてます。
ミルモと再会する事が出来て楓は本当に嬉しそう。こういったシーンは少女アニメの醍醐味です。


松竹くん争奪戦の勝者は桃ちゃん!?
ちゃーみんぐの特徴とも言える松竹くんフィーバー・・・
松竹くんがモテモテで女の子達に追いかけられるシーンは最後までありましたが、その女の子達を出し抜いた桃ちゃんはさすが。
ずっと前から松竹くんの事が好きで一途な桃ちゃんはやはり松竹くんに一番ふさわしい娘だと思います。
そして今、失恋のショックで壊れかけた松竹くんを救えるのは彼女だけです。



ありがとうミルモ!!ありがとう楓!!
今まで楽しませてくれてホントにありがとうミルモでポン!
3年半もの間、打ち切りの危機は何度かあったものの、今日まで続けてこられたのは私達に夢を与え続けたおかげ。
よくここまで続いたものだなぁと感心してます。


神名×悦美のその後や楓達の記念写真が見れたのは満足。
神名は久々に出てきたのでコイツ誰?いつの間に2人はデキてたの?と思う方は該当する話
ミルモでポン!シリーズ第116話「悦美14−0」)を見てみてはどうでしょうか?
ちなみにその話の感想は以前ウチでやっているのでこちらもチェックです。


最後の夢オチか?というシーンは一瞬ヒヤっとしましたが、いつものようにミルモが戻ってきたので一安心。
大人の事情で沙織やアクミを出せない事情があったのを除けばちゃーみんぐの最終話は
非常によく作られていたと思います。それだけに勿体ないんですよ、ほんと。