今日のセキレイ(最終話) ★★★☆☆

(C)極楽院櫻子/スクウェアエニックス・鶺鴒計画




セキレイ」は面白かったと言っちゃそうなんだが、後一歩及ばなかった感がある。くーちゃん告白の回がピークだったのも見ての通り、
彼女に支えられてきた部分が大きいので、くーちゃん分が補給出来ない回はイマイチだったり。帝都脱出計画は今期クライマックスに
ふさわしい内容ながらも、詰め込みすぎの駆け足展開だったのが残念です。ジャンプ打ち切りチックな終わり方は仕方無いとしてもね。
でも、作品自体に興味惹かれて原作を読み始めた事、くーちゃんの影響でOPやED、中の人である花澤香菜たんが好きになった事、
(=名前を知ったのは守凪了子、好きになるきっかけは草野、後押ししたのが鈴木ソラ、好きな声優として決定付けたのは乱崎優歌)
それらの点を踏まえればアニメ化で成功したと言えます。続編やりそうな終わり方してただけに、是非いつか第2期やってほしいです。


結ちゃんが倒れ、尚も迫る懲罰部隊に対して久能ちゃんは最終奥義ぴちぴちボイス「ふにゃふにゃの歌」で対抗。懲罰部隊の2人を
動けない状態にしますが、(さすがぴちぴちボイスw)歌う自分が吐血してしまうほど、久能ちゃん本人への負担はかなり大きいようで。
こんな使える技を何故とっておきで残していたのか、理由が分かります。同時刻、松&くーちゃんも皆人の元へと急ぐ中、くーちゃんは
椎菜の気を感じ、椎菜もまたくーちゃんの気を感じ取るシンクロ現象が起こるものの、結局2人は会えずじまい。くーちゃんに追いつけ
そうで追いつけない・・・くーちゃんかと思いきや、待ち伏せてた御子上達が出てくる演出は焦らしプレイ的になかなかのものです(^^;)
「萌え萌えパクティオー展開 〜ユカリと椎菜〜 初めてだったんだからね!!」ようやくキス見れたので今回は良しとしときます。
まったく、散々焦らしやがって。焦らしてたと言えば、月海がやっと駆けつけてそれなりに活躍。懲罰部隊2人相手で苦戦してたけど、
紅翼、灰翅との1対1の勝負であれば十分勝てたんじゃないか?と思わせる実力を見せていたのは、今後に期待を持たせる意味で
価値がある。それに何より、くーちゃん達の信頼を失わずに済んだのが大きいです。懲罰部隊との戦いは熾烈を極めますが、皆人に
危機が迫ったところで結ちゃんが覚醒します。結女キター!!結女つええええ!!!!!でも見た目は結ちゃんと変わってねえ!!
いきなり現れて皆人とフラグを立てようとする結女に、駆けつけたくーちゃんもブチ切れですw で、この結女って娘が凄いのは実力も
然る事ながら、恥ずかしげもなく「愛です」とか言っちゃうほど、アメリアの正義マニアに匹敵するほどの愛マニアだというところで・・・
結女の愛を語るシーンがアメリアっぽくて笑えます。紅翼と灰翅を瞬殺してた結女だけど、大家さんとどっちが強いのか気になるぞw



圧倒的な実力で結女が懲罰部隊を片付け、鈿女と風花の影ながらの協力もあって、ハルカと久能ちゃんは無事帝都脱出に成功!!
逃げ延びられてホント良かった。2人の愛の逃避行がこれから先どんな風になっていくのか見てみたい。まさか脱出した先で殺られる
なんて鬱展開は無いよね?久能ちゃんの鶺鴒紋が消失してない以上、生き残りと見なされて鶺鴒計画が終わらないのではないかと
不安もありますが。こう言っちゃなんだけど、最後の1羽対決で共倒れしそうな状況の時に、久能ちゃんが戻ってくれば勝ち組だよなw
久能ちゃんは絶対そういう事しないと思うが!!まぁどちらにせよ、ドロップアウトが許されるのは「舞-HiME」と比べると全然甘いです。


結ちゃんがあっさり復活したり、結女と殺り合いたい鴉羽はその欲望を結ちゃんに託したり、色々あった帝都脱出計画も一件落着して
皆人達はいつもの日常生活に戻ります。正妻の座は譲らないくーちゃんが今回もまた可愛い。やっぱくーちゃん分の補給が無いとねw
パクティオーしてからそんなに月日は経ってないはずなのにユカリちゃんがもうバトルに馴染んでいて、葦牙として皆人より役立ってる
光景は笑えたものです。第2期やってほしいな。それで今回見送られた椎菜とくーちゃんの再会を。というか、灯台下暗しなんだから、
ユカリちゃん・・・早く気付いてよ!!最近の分を読み始めたばかりなのでアレですが、原作でもまだ再会してないんだっけ?この2人。
最近のだとユカリちゃんは御子上に捕まって貞操奪われそうになってたような。松が元懲罰部隊だったっぽい展開にもなってたりねw
今期は打ち切りEDでも良いけど、鶺鴒計画を煽って来たんだからやっぱ結末までアニメで見たい。「to be continued」に期待してます。