今日のIZUMO -猛き剣の閃記- ★★★☆☆




今期注目して見ていた「IZUMO -猛き剣の閃記-」もいよいよ最終話。
前回の話などそれなりに盛り上がる場面はありましたが、全体的に期待外れだった感は否めないです。
その原因は以下に挙げる7つ。
・塔馬美由紀が出なかったこと(芹との電話シーンは見たかっただけに)
イザナギイザナミの存在が無いものにされていたこと(塔馬六介はただのじいさん)
・ヒロイン達が全く活躍しなかったこと(明日香はいらない子?)
スサノオの設定が変わっていたこと(TVアニメ版では戦いの神)
・ヒミコの設定が変わっていたこと(イザナミの役割、スサノオに一途)
カグツチの設定が変わっていたこと(前作ではスサノオを倒したのに)
・四聖獣が全く役に立たなかったこと(OVA版以上に役に立ってない)
逆に良かった部分はサクヤちゃんの見せ場や終盤の猛VS剛の盛り上がりといったところだと思います。



剛:「俺は魂の入れ物なんかじゃないっ!!」
剛のことを魂の入れ物としか見てなかったヒミコに対し、はっきりと言い返した剛。
ヘタレだった頃とは大違い。本当にかっこいいです。
全体を通して剛の成長ぶりは目を見張るものがあります。
猛と剛の一騎打ちは猛がまた勝って決着つくかと思いきや、途中でアクシデントが起きて決着つかず。
あの2人は決着がつかないまま終わって納得出来たのでしょうか?


やっぱりスサノオの設定は変だって!!
ヒミコと再会を果たし、復活しないまま身を引くのは原作通りだったものの・・・
猛と剛に分かれて転生した理由を当の本人が知らないのはどういう事でしょうか?
1人の人間に魂が収まりきれない。
確かにそれは一つの理由です。
でも肝心なのはヒミコを守れなかった自分を悔いて、もっと強くなる為に魂を分けた事だと思います。



これで終わりでいいんかい!!
人間と悪霊の戦いって一体何だったのでしょうか?
ヒミコが戦意喪失した事で決着つくなんて、その程度のものだったのかよと突っ込まずにはいられません。
スサノオとの再会。そして剛とのラブラブ逃避行。
ヒミコの変わり様と来たらそりゃもう・・・苦笑いするしかないわけで(^^;)
結局ヒミコはスサノオを失った悲しみを紛らわせたかっただけ?
ミナカタや麟は無駄死じゃないか!!ヽ(`Д´)ノ
人騒がせも甚だしいです。
でもまぁ最後に剛×ヒミコのラブラブEDで終わったのはそれなりに満足してます。


猛達は何しにネノクニに戻ってきたの?
剛を連れ戻すという絶対条件があったはず。
それなのにあれだけの一騎打ちで全てを納得しちゃって良いのでしょうか?
猛は琴乃や芹に「剛はネノクニでヒミコと生きていく事を選んだ」とでも説明したのでしょうか?
もう少しその辺りの描写が欲しかったところです。
芹と朱雀の喧嘩を余裕の表情で見守る琴乃。
メインヒロインを勝ち取ったくせに最後までマイペースを貫き通した感じが・・・。
サクヤちゃんがもっと積極的にアプローチしていれば、こんな結果にはならなかったかもしれません。
ラムネ&40のミルクを見習えよ!!
サクヤEDにならなかった事を残念に思いつつ、「IZUMO -猛き剣の閃記-」の感想はこれで終わらせようと思います。