先々週の舞-乙HiME



そうか!舞-HiMEプロジェクトとはつまり・・・
キャラ萌えシステムで別物語を創り出す事か!!
何を今更という気もしますが、こうして最終話まで見てみるとキャラ萌えアニメとしては申し分のない出来。
危惧していたクライマックスがめちゃめちゃ盛り上がったのも、みんな持てる力を存分に発揮して
一丸となって悪と戦ったオールスターバトルのおかげです。
前作「舞-HiME」以上のキャラ数に加え、世界観の一新(国家間の確執など)、
夢と恋に悩む乙女を描くテーマ(夢みる乙女がアリカちゃん担当で、恋する乙女がニナ担当)、
エルスちゃんやイリーナちゃんら脇役までそれぞれの魅力を余すことなく引き出せていた・・・
そういった意味では成功例と言えるのではないでしょうか?
舞-HiMEプロジェクト」として銘打っている以上、「舞-乙HiME」で終わりにしてほしくない。
この成功を生かして舞-HiMEプロジェクト第3弾へとステップアップしてほしいと願ってます。



舞-乙HiME(第25話) ★★★★★


来たよ来たよオールスター!!
全員集合のオールスターバトルはいつ見ても熱いね!!
舞-HiMEの第26話魔法先生ネギま!の第26話極上生徒会の第25話・・・
やっぱりクライマックスのバトルと来ればこうでなくてはなりません。
ナツキやイリーナちゃん達のレジスタンス活動も、最強の戦乙女たる舞衣&ミコトの参戦も、アリカちゃん&マシロちゃんの成長も、
すべてはこの時この瞬間の為の伏線だったわけです。本来なら最強のはずの舞衣、ミコト、ミユの活躍がさほど見れなかったのは残念。
これはキラ・ヤマトの再来にはさせまいとするスタッフの配慮でしょうか?
確かにその配慮でアリカが主人公のポジションを失わずにすんだと言えなくもありません。
ただ何処からともなく颯爽と現れて圧倒的な力で眼前の敵を撃退する展開を期待していただけに
舞衣達の役割が制限されていたのは遺憾に思います。



ユキノを助け、途中までかっこよく決めてたアリカちゃんも発狂暴走モードのトモエに大苦戦。
アルタイ側に寝返ったはずのチエに助けてもらうものの、そのチエまでトモエは攻撃・・・
もう見境ないというか、容赦ないというか、発狂暴走モードともなると手に負えません。
シズル、チエと立て続けに裏切られたのが相当ショックみたいです。まぁ裏切るも何も
世の中全て自分の思い通りになると思い込んでいるトモエ自身に問題あるわけですが(^^;)


トモエ:「でも不思議。どうやって真祖様の支配に逆らったのですか?」
シホ:「マキマキ・・・か嗚呼アアアっ!!」
シホ:「チエさんの支配から逃して差し上げたのは何を隠そうこの私よ!」
シホ:「そんな石のインチキな呪い、このトラウマキ人形の前にはひとたまりもないわ!」
シホ・ユイット最大の見せ場キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
ただのギャグキャラで終わらなかった。真祖様の呪いをも打ち破るマキマキはまさに最凶。
もう居ないけどシュバルツのジョン・スミスもビックリだと思います。
そこまで計算に入れてアルタイ側に潜入工作し、エアリーズに情報を流していたチエは立派。
いや立派というより賢い彼女は策士かもしれません。


アリカ・ユメミヤ、マシロ・ブラン・ド・ヴィントブルームとの盟約に従ってミドリ達アスワドも参戦。
さすが情と義を重んじるアスワド、ここぞという場面でやってくれる。めちゃめちゃ熱いです。
そしてマテリアライズ無しの生身でも戦えるのは非常に役に立ちます。生身だったらたぶんミコトの次に強いのでは無いでしょうか?
アスワドの参戦で総崩れしながらも、なおも食い下がるトモエにアリカは渾身の一撃で遂に撃退。
・・・したにも関わらず、ちゃっかり生き残ったトモエはゴキブリ並にしぶとい(^^;)
トモエの出番はこれで終わりですが、その後の彼女がどう生きていくのか気になるところです。



やっと会えたね!!(≧∇≦)
アリカちゃん親子、感動のマテリアライズ!!
裸で抱き合うこの構図、どっかの種にそっくり。
でも約半年もの間ずっと引っ張ってきたネタだけに感動もまたひときわ大きいものがあります。
レナとアリカは百合!!というのも変だけど、そう叫びたいくらいにそそられるシーンです。
こりゃもう今年の夏コミでレナとアリカ親子の近親相姦本を期待するしかありません(おいっ!



舞-乙HiME(第26話) ★★★★★


おいおい何やってんのセルゲイは。あんなに盛り上がっておいてヤらないなんてお前のアソコはへにゃちんか?
娘としてではなく、1人の女として愛されたいと本気になっているニナに対して何もしないのは優しさでは無いと私は考えます。
決断しなければならない場面だったはず。それなのにセルゲイは鳴海孝之のように逃げたんです。
ニナの想いを受け止めてあげられない、ハルモニウムを動かす力は残ったまま。これでは結局ニナが傷つくだけだというのに。
力を残してくれたから傷ついたセルゲイを守る為に戦えるというニナの発言は詭弁。
たまたま結果がそうなっただけの話であって、自分やセルゲイの行動を強引に正当化しているようにしか見えません。
しかもナギによってそう仕向けられたシナリオなのでたちが悪い。
最初はヘタレだったけど最後は大活躍した楯とは正反対で、セルゲイは後半から終盤にかけてヘタレていく一方だった気がします。


ミユ:「お嬢様、貴女の最後の遺言を果たしましょう。導きの星よ、今!!」
認証無しの真マテリアライズ!真シホちゃんが可愛い!!
導きの星って地球じゃなかったのか・・・とつっこむのは野暮というもので。
シホちゃん大変身、ロザリーちゃん達も味方に加わった今、アリカちゃん陣営は行け行けGOGOフルパワー全開です。
ハルカ:「そんなの今更聞かれるまでもないわ。出撃っ!!・・・ってあれ?」
シホ:「おっ先ー♪」
ちょwwwこれってHiME戦隊出撃シーンの再来じゃんwww
どうみても狙ってます。碧からハルカに役が変わっただけです。本当に有難う御座いました。
これも「舞-HiMEプロジェクト」のキャラシステムの一環なんでしょうか?今までの話でも探してみると再現されている場面が結構あります。



あれは何だ?カルデアだああああああああああーっ!!
皇帝カズヤ&マイスターアカネ遂にキタ━━━(゚∀゚)━━━ッ!!
カルデア帝国万歳!!(≧∇≦)
盛り上がり最高潮。瞬間視聴率100%の超展開。カルデアが一度滅びたのもこの時の伏線。
真マテリアライズのオールスターバトルで盛り上がっている中、カルデア帝国の参戦が極めつけとなったのは言うまでもありません。
あのカズくんが新皇帝となり、アカネちゃんがカズくんのマイスターオトメになるという私が願ってやまなかった展開、
でもさすがに無理だと諦めていた展開が現実になるなんて本当に嬉しいです。もう感激して感動して興奮してます。
アカネ:「私、納得してません!」
マーヤ:「絶対エッチさせない。」
アカネ:「ぜったい諦めないわ。」
いつからアカネちゃん、そういう娘になっちゃったの?
セックルしたがるアカネちゃんも大好きだよ!!(≧∇≦)





ネコミミのアカネちゃんテラカワイス!!(≧∇≦)
舞-乙HiME」最終話の隠し玉その1。
ネコミミモードのマイスターオトメ・アカネちゃん。
他のオトメとはレベルが違う。見た目のインパクトは絶大です。





ミス・マリアこそ最強か!!
舞-乙HiME」最終話の隠し玉その2。
若返ったミス・マリア。
視聴者全員が驚愕したに違いない。笑い殺す気でしょうか?





チエ×アオイの百合は永遠!!
このシーンは凄く良い。アオイちゃんの見せ場でもあります。



蒼天の乙女アリカVSハルモニウムの化身ニナの最終決戦!
金色に輝くアリカはめちゃめちゃかっけええええええーっ!!
この後放送された「SOLTYREI」のラストバトルでも似たような感じになったので大爆笑。
最後は大気圏を突破して宇宙で超絶バトル、金色モードでラスボスを倒すのはお約束なんでしょうか?(^^;)
今までニナは黎人=黒曜の君に比べ、ラスボスとしては役不足なのではないかと思ってましたが、
こんなにも邪悪で禍々しくなるなんて思い違いだったようです。ただ強さのインフレについては別。
本来強いはずなのに、時間の都合上あっさり瞬殺されるのはやはりどうかと思います。


情けないのは戦争の首謀者ナギ。
ジョン・スミスを口車に乗せて最終的にシュバルツを乗っ取り、ニナを唆してハルモニウム起動、他人を利用する事には長けている
ようですが、結局自分では何も出来ない超ヘタレ。最初からコイツを始末しておけば大事に至らなかったと思うとやりきれません。
同じようにやりきれない気持ちになったのはハルモニウムの破壊シーン。
ナツキ:「こんなものがあるから・・・」
ミコト:「やっぱりお前はこの世にあっちゃいけないんだ。」
お前ら、破壊出来るんだったら最初からそうしとけよ!!





大好きだよニナちゃん♪
私もよアリカ♪
2人の愛は大気圏よりも熱い!!



そんなこんなで大団円。
いきなり5年後とか10年後とかサプライズな展開は無かったものの、みんな落ち着くところに落ち着いたスッキリした結末です。
マシロとアオイちゃんの再会が省かれていたのを除いて・・・
チエとアオイちゃんの再会以上の感動的シーンがあったはずなのに、それが見れなかったのは残念でなりません。
DVD特典でもOVAでも構わない。どんな形であれフォローしてほしいと断固希望します。
ちなみによく見るとシホがフロリンス王の後ろに座ってますが、結局フロリンスのマイスターオトメになったのでしょうか?
ロザリー・クローデルは引退したのでしょうか?今後カズヤ&アカネちゃんのカルデア帝国とどういう関係になるのか楽しみです。
舞-乙HiME」の萌えキャラランクはこちら。
アカネ>アリカ>アオイ>ロザリー・クローデル>シホ>舞衣>ミコト>ハルカ>イリーナ>エルスティン>その他


名残惜しい部分はたくさんあるという事で、最後に残された伏線をまとめておきたいと思います。
・アリカちゃんとマシロちゃんはこれからどのようなヴィントブルームの国作りをしていくのか?
・カズヤ&アカネちゃんのカルデア帝国を始め、他の諸国の今後はどうなるのか?
・ミドリ達アスワドの問題は解決に向かうのか?
・消滅したまま終わったエルスちゃん。彼女に救済は無いのか?
・記憶喪失のまま終わったセルゲイとニナの関係はこの先どうなるのか?
続きは全4巻のOVAで!!
TVシリーズ終了後にOVAシリーズってストラトスフォー商法かよとつっこみたくもなりますが、
まだまだ「舞-乙HiME」を楽しめるのであればもちろん嬉しい事に変わりはありません。
願わくばDVD特典で収録が決定されているカズくんとアカネちゃんの駆け落ち後のエピソードのように、
マシロ様とアオイちゃんの再会もDVD特典で見れるようにして、各キャラの最終話その後は全4巻のOVAで描いてほしいものです。
DVD特典→OVA→そして舞-HiMEプロジェクト第3弾の発表!!そういう興奮冷めやまぬ展開を激しく期待してます。