先週のセイントオクトーバー　★★★☆☆

（Ｃ）2007 Konami Digital Entertainment Co., Ltd.

ナナミン衝撃！セイントオクトーバーは何気にシビア！！
はぅ〜、小十乃ちゃんかぁいいよぉｗ将来は俺の嫁！！
ゆるゆるでぬるいだけのアニメじゃない。ピュアで良い子ちゃんのリリカルなのはとは正反対のベクトルで黒さを醸し出し、その片鱗を
見せ始めているセイントオクトーバーですが、「２度目のジャッジメントは消滅を意味する」という酷な一面を見せてくれます。
犠牲となったのは第１話の誘拐犯にしてジャッジメントされた最初の人物エルロック。刑務所の中で雀と語らいながら罪を償い、
心を入れ替えたというのに・・・無理矢理リバース社に呼び戻されたかと思えば、妹を人質に取られ黒ロリとの再戦を命じられて
しかも変身カードはセロテープでつぎはぎ修復しただけという・・・エルロックが可哀想でなりません。直接迎えに行ったソフィア部長も
なんだかんだいって黒いな。エルロックがどうなるか知ってる上での行動だし、さすが中の人がローズマリーなだけはあるというべきか。

エルロックの事情など知りもしない小十乃ちゃんはユアンきゅんと今日もヨシュア特製ケーキを４杯も・・・
フライングして全部食べてしまった事に菜月ちゃんは「この世で一番恐ろしいのは食べ物の恨みですのよ！」と激怒。
菜月は小十乃ちゃん大好きなのに、食欲には負けるのか・・・いや、たぶん自分が置いていかれた気分になったんじゃないかと。
大好きな人に裏切られて大好物が食べられなかったら私だって２重にショックです。２人の友情が壊れていく・・・なんて事はなく、
菜月ちゃんの危機を小十乃ちゃんが救ってあっさり仲直り。君達たんじゅ・・・げふんげふん。
小十乃ちゃんと菜月ちゃんは最強の百合コンビ！！エルロックを無視し、自分達のワールド作って和んでしまうシーンは笑えます。

白ロリちゃんよく動く。今回の見所はこのアクションかも。
まるでプリキュアのバトルかと思ったよｗ良い意味で！！
「愛の緊縛！ブラックメルトリボン！！」で縛ってみたり、ジャッジメントして終わらせるのも悪くはないけど、
やっぱバトルシーンはよく動いてナンボって感じもするしね。そういった面で言うと今回の白ロリちゃんのアクションは良かった。
毎回このクオリティがあればバトルシーンだけでも十分楽しめそうです。ただやりすぎるとＤＢＺのダメ回になりかねないので注意。
一方の黒ロリちゃんはユアンを庇って痛めつけられるなど今回やられている印象が強かったですが、決める時はちゃんと決めてくれます。
エルロック相手に２度目のジャッジメント。自分が倒れている間に白ロリちゃんを痛めつけたんだから怒るのも当然だし敵を倒すのは道理。
エルロック消滅の悲劇は２人のロリキュアのせいじゃありません。悪いのはリバース社とユアン。ユアンは記憶喪失を装い、
何も知らせぬまま小十乃と菜月ちゃんに自分のボディガードと人殺しの手伝いさせてるだけにたち悪いです。２度目のジャッジメントは
人殺しの真実を小十乃ちゃんが知ったらどうなるんだろう？エルロックを殺し、彼の妹を自分と同じ孤児にしてしまった事を知ったら・・・
エルロック妹は「ナイトメア・オブ・ナナリー」のナナリーのごとく出てきてほしい。兄を殺した黒ロリに復讐を。声は矢作紗友里さん希望でｗ
ちなみに蒼星石・・・赤ロリこと聖三咲ちゃんは今回顔見せで終了。小十乃ちゃん、菜月ちゃんに比べて萌え的には微妙な所
（ウェディングピーチでいうところのサルビアになりそうな・・・）ですが、３人揃ってゴスロリ少女探偵団なわけで彼女にも期待です。