今週のひぐらしのなく頃に ★★★☆☆




富竹さんアンタ・・・喉を引っ掻いて死んだ設定じゃなかったかい?
リセットされたのは圭一やレナ達だけではなく、富竹さんや鷹野さん、他のみんなも同様。
そして富竹登場は事件の幕開けと言わんばかりに綿流しの一夜が始まろうとします。
ここで注目しておきたいのは綿流しの日のゲームなど鬼隠し編の使い回しのように見えて微妙に違うという事。
具体的に言うと第2話では可愛いぬいぐるみを手に入れて喜んでいるレナのカットがありますが、今回はそのカットがありません。
また詩音の導きによって鬼隠し編では綿流し当日の富竹と鷹野の行動の全容を知る事が出来るのが決定的な違いです。


祭具殿に入るためピッキングしている現場を詩音と圭一に見られたというのに富竹と鷹野さんは余裕の様子。
驚きもしないなんて詩音と圭一がここに来るのをまるで知っていたような印象を受けます。



これがオヤシロ様かあああああ!!
事件の首謀者オヤシロ様ついに登場と思いきや、オヤシロ様は祭具殿で祭られるただの像。
この作品は超常現象が多い事から神や仏の力が働いているように見えますが、鬼隠し編のキラ・・・圭一が被害妄想にとり憑かれて
惨劇を起こしたように、実際は事件が起きてもオヤシロ様のせいにして真実を揉み消す何者かの意思が働いていると思えてなりません。
鷹野が得意げに語っていた内容を踏まえると毎年起きる事件は人の手によるもので、祭具殿に祭られているオヤシロ様の像に力は無い。
それが真実であると解釈しても良いでしょうか?
はしゃいでるタカノとそれを聞く圭一や拷問道具に目が行きがちですが、この場面で見せる必要が無いから見せないとでもいいたいのか、
詩音と富竹さんの描写が少ない。というのは祭具殿から出た後に詩音が言っていた意味深な台詞が気になるんです。
詩音:「でも本当にあの音は何だったんでしょうね。」
詩音:「音ですよ。ドタンバタンって五月蝿かったじゃないですか。」
圭一:「俺は何も聞いてないぞ。」
詩音:「ちょっと圭ちゃん。それ本気で言ってるんですか?」
詩音:「・・・引っかかりましたね圭ちゃん。嘘ですよ嘘!」
俺も何も聞こえなかったぞ。恐らく視聴者は全員・・・
鬼隠し編であれば圭一がボーっとしてたとか色々理由付けが出来ますが、綿流し編は違う。
圭一にも、鷹野にも(聞こえても聞こえないフリするかもしれないけど)、そして何より視聴者に聞こえなかったとなると
詩音だけ聞こえていた事になります。これって詩音に幻聴を聞くスタンド能力があるって事?
後で詩音は嘘だと言い直していたものの、唐突にそんな嘘をつくとは思えないし何かありそうです。


魅音:「ねえ圭ちゃん、詩音に会わなかった?」
豹変キターというか、情報掴むの早すぎ。それに圭ちゃんまた始まったよ嘘をつく病気。
素直に会ったと言えばいいのに、誤魔化そうとして嘘をつくから事態がややこしくなる。自分の首を絞める結果にもなりかねない。
鬼隠し編の二の舞になりたいのかコイツは!!祭具殿に入った事までばらせないとしても、詩音に会ったというくらいは
話しても良い気がします。詩音と何してた?とつっこまれたらそこまで話す必要無いだろ!とか言い返したって不自然ではありません。
そういう機転が利かないから圭一の嘘は最低レベルで誰からでもすぐに見抜けてしまうんです。



魅音:「圭ちゃん。昨日の晩さ、富竹さんと鷹野さんに会わなかった?」
魅音:「同じく昨夜詩音に会わなかった?」
圭一:「それ、昨日も聞いたよな。」
魅音:「そうだっけ?また改めて聞いたら違う答えが返ってくるかなーって思ってさ。」
魅音の問い詰めキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
富竹さんと鷹野さんはともかく、詩音の事を2度も聞くなんて一体どういう真意なのやら(お前本当に魅音
今一つ言えるのは自分の確信が正しいかどうか圭一に問いかけ、彼の顔色をうかがえば見極められるという事でしょうか。
リセットされても人間の本質は変わらない。富竹さんまた死んでるし、やっぱり圭一はキラ・ヤマトボイスのシン・アスカだし・・・
同じ時間軸でも多数の選択肢があり、各章はメインになるキャラが選んだ選択肢と解釈した方がアニメ見る上で分かりやすいと思います。


おいおい逆切れかよ!!
電話で詩音に八つ当たりする圭一テラワロスwww
俺は全然関係ないんだー!!どうやって責任取ってくれんだよ!!って、やっぱり圭一は圭一だな。
自己中ぶりが激しすぎてそれを見てるこっちは笑いが止まらん・・・女の子に八つ当たりするなんて最低だぞ圭一!!
いくら圭一に好意を持ってる詩音でもこんなキチガイの喚きを延々に聞かされて耐えられるはずがない。電話切ったのは当然の判断です。
今回はゾクっとくる怖面白さや迫力が少し欠けていたような気もしますが、圭一のキチガイモードが見れたのは満足してます。